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インド・ネパール旅行記4 ネパール→再びインドへ

ネパール滞在9日目、ポカラには3泊して再びインドに戻ることにした。ネパール入国時とは違い、インド再入国はスノウリ国境を渡る。バスは事前にバスターミナルで1200ルピー(約1400円)で購入してある。

ポカラ→スノウリへ

ポカラからスノウリへ向かうバスは朝7:30に出発。

ポカラバスターミナルの様子

ポカラからのヒマラヤの絶景ともお別れである。
途中ランチ休憩を挟み、ネパール側国境の街シッダルタナガルには14:30に到着した。

バス停からネパール側イミグレまでは3kmほどあるため、トゥクトゥクで移動。200ネパールルピーでチップの要求もなかった。

ネパール側イミグレオフィス

ネパール出国スタンプを押してもらい、今度はインド側イミグレで入国スタンプをもらう必要がある。
国境を超えたあたりで荷物検査を受ける。ラクソウル国境とは違い、厳重。

国境付近の様子

インド側イミグレまでは約1kmといったところ。ゴミの多さ、交通量、途切れることのないクラクションが「インドに戻ってきたな」と思わせる。
インドイミグレまでの道ではしきりに「ゴーラクプルまでのタクシー」の声をかけてくる。インド側の入国スタンプをもらわずに乗ってしまう人はいないのだろうか。

インドイミグレオフィスに辿り着き、入国スタンプをもらう。ビザは最初にインド入国した時のものの有効期間が残っていたため、新たな申請は不要。
ラクソウル国境を渡る時に「再度ビザ申請が必要」と言われたが、人によって言っていることが違うのもインドクオリティ笑

スノウリ→ゴーラクプルへ

インド入国スタンプをもらった後はバラナシに向かう。
スノウリからバラナシへは、ゴーラクプルという街まで行き、そこから列車に乗ることになる。
スノウリからゴーラクプルまではローカルバスで行くことにした。
インドイミグレオフィスから歩いて1分という位置にバスターミナルがある。ゴーラクプルまでは60インドルピー(約100円)、約3時間半の道のり。

ゴーラクプルへ向かうローカルバス車内の様子

ローカルバスなのでエアコンはないが、窓から入ってくる風が涼しく、それほど暑さはない。ただし、砂埃も入ってくるので、白Tが半端なく汚くなった笑

ゴーラクプル到着は18:30。バスは駅前で下ろしてくれる。バラナシ行きの列車チケットを買おうとインド人で混み合う駅の窓口に並んだ。一人一人なんでそんなに時間がかかるんだ、ってくらい時間がかかる。

ようやく自分の番になり、「バラナシ行きのチケットを買いたい」と言うと23:20出発のものがあとのこと。
それを予約したいと言うと隣のカウンターに行けとのこと。
仕方なく隣のカウンターの列でしばらく並んでいると、そのカウンターが閉まり、列ごとさらに隣のカウンターに移動しろと言う。
そのタイミングでドサクサに紛れて、列にいなかった人々が割り込んでくる。
何人か文句を言っているインド人もいたが、状況は変わらない。
僕はそのタイミングで駅のカウンターでチケットを買うのを諦めた笑

ゴーラクプルの駅前の大通りを渡ったところに多くの旅行代理店が並んでいる。そこの中でも比較的綺麗なオフィスを構える店でバラナシ行きのチケットを予約してもらった。

右の黄色のお店がゴーラクプルで列車チケットを買った旅行代理店

値段は1800ルピー(約3000円)、300ルピーを手数料で払ったことになるが、駅窓口に並ぶ時間とストレスを考えたら安いものだ。

列車の出発時間までは駅の目の前にある列車を改築したレストランで夕食を取った。それでもまだ時間があったので、芝生のエリアでインド人に紛れて、時間を潰した。

ゴーラクプル駅目の前の芝生エリア。列車を待つ人々がくつろいでいる

芝生で寝ているインド人がバッグを盗まれそうになり、間一髪のところで目覚めてスリのおっさんを引っ叩いていた。
それを見て、寝てしまわないように、荷物から目を離さないように気を張った。

ゴーラクプル→バラナシへ


バラナシへの列車は、ゴーラクプルが始発駅だったということもあり、出発時刻11:20の1時間前には到着していた。
外は安心できないので、その列車に乗り込んで、事前にダウンロードしてきた映画を見て、時間を潰した。
列車は定刻通りにバラナシに向けて出発した。

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