#231 自己肯定感と...。
僕はきっと自己肯定感が高いです。なぜこの結論に至ったかというと自分が好きだからです。
小学生みたいな文で始まりました。
本当に自己肯定感高いんです。たぶん。ふと自分の顔見て「案外悪くないよなぁ」なんて思ったり、いまだに何かの才能があるんだって信じてますし。
自分のことを嫌いって思ったことは無いかもしれません。
え。じゃあなんでうつ病なの?
そこなんです。僕は自己肯定感が高いと自負しているのにうつ病なんです。自己肯定感とうつの相関関係があるといったデータがあるわけでは無いですが、なんとなくイメージはうつ病の人は自己肯定感低いですよね。
これに対する僕の答えは最近言語化できました。
僕は圧倒的に自己有用感が低い。
これなんです。自己肯定感と自己有用感ってものすごく似ているものだと思うんです。この二つを分けるのは英語の方がわかりやすいと思います。
自己肯定感の軸はbeで、自己有用感の軸はcanです。
自分という存在自体が好きか嫌いかを問うのが自己肯定感の高さ。
自分に備わっている能力が誰かの役に立っているかを問うのが自己有用感の高さ。
そう考えた時に僕はbeはとっても好きです。産んでくれて育ててくれた母と父、そして一緒に過ごしてくれた弟にはとても感謝していますし、僕として生まれてよかったと思っています。
ただ、僕の能力は低いと思っていますし、社会に出た時の自信のなさと、それに伴った対人恐怖は異常なほどです。
迷惑をかけていないか、誰か僕のせいで怒っていないか、その怒りが僕に向かって爆発しないだろうか。仕事中はいつもビクついています。
なにをしても自信ないし、ましてや褒められることなんて無い。僕が誰かの役に立っているのかわからない。むしろ誰かの足を引っ張り続けているのではないかと不安に駆られてしまいます。
これは大学時代のバイトの経験が一つのきっかけになっているんだろうなぁと推測しています。今でも僕を心配してくれている人なのであまり悪くは書きたくないのですが、シンプルに従業員に対する言動が酷すぎました。怒られるのが怖すぎて、自分が掃除をしたところがきちんと磨けているかを夜中の2時に見に行ったことは何度もありました。
それほどまでに追い込まれるのは仕事としておかしいと思って、大好きなバイトを泣く泣く辞めることにしました。
人を追い込むって意外と簡単です。
やってる人は気づいていないかもしれません。
僕はその後、自己有用感を高めることはできていません。
その低いままの自己有用感で教員になった結果、崩壊したんだと思います。
どうやって高めたらいいんですかね。自己有用感。
canじゃなくてbeで見てくれる人と関わり続けていきたいです。
おしまい。