文化をつなぐ責任 建築で変える未来
1952年に設立した総合建設業の富士建設(三豊市)は、「建築は文化なり」の言葉を大切にしてきた。同社は1970年、丸亀藩京極家の大名庭園として知られる中津万象園(丸亀市)の所有者となる。そこから12年の歳月をかけて修復作業を行い、1982年に庭園を公開。大名庭園を未来につなぐ、維持保全活動を担ってきた。同社代表取締役の真鍋有紀子さんは、その経験から「公益にお金を投じる文化が必要」と声を上げる。建築で地域を元気にすると志し、勇猛果敢に挑戦する真鍋さんに話を聞いた。
▽本気で