「他人の空似」について
電車の中で後輩に似てるサラリーマンを見つけた。
実際のその後輩は東京でミュージシャンとしてバリバリ活躍してる。
もう一つの可能性。彼がミュージシャンではなかった世界線。
どちらが幸せで充実してるかなんてわからないけれど、きっとどちらも選んだ世界なんだろう。
何かを選ぶことは何かを諦めることにもつながっている。
だからどちらも正解で、自分が責任を持たなきゃならない。
選んだ世界に弱音を吐いてはいけない。
選んだ世界、諦めた世界。
今見てる景色、見えない景色。
羨ましく思うことは、今はない。
自分の選択を否定することになるから。
いつだって「現実は正解」なんだ。
可能性について考えることは、ある。
現実感は皆無だけれど。
現実を積極的に肯定するようになって、笑えることが増えたように思う。
これはほんの、少し前からだけれど。
いただいたサポートは楽器関係、創作活動に使います。決してアルコールには使いません。でもアルコールが音楽や文章に必要と判断される場合はその一滴を力に変えます。よろしくお願いします。