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#2025-2 新マガジン② 探究を学校に実装するには?

もう一つは「探究を学校に実装するには?」というマガジンだ。

タイトル画像はこんな感じで↓

こちらは筆者がここ数年取り組んできた「プロジェクトベースの学習を学校に導入し、定着させるにはどうしたらいいか?」という問い応えるツールの紹介だ。

内容は次のようなものを考えている。(これも変えるかもしれないけど)

Ⅰ. 「探究」は何をめざす

とかく昨今の教育論では「エージェンシー」・「STEAM」・「コンピテンシー」・「PBL」といったように、横文字が多くてわかりにくい。こうした様々なキーワードの背景には何があって、教育はどこへ向かっているのか自分なりに説明してみたい。

Ⅱ.「実装」という課題

今日のますます疲弊しつつある学校現場に探究的な活動を導入するには工夫が必要だ。

  •   前例踏襲圧力が強い

  •   同調圧力が強い

  •   時間的・精神的ゆとりがない

  •   教員・管理職が異動する

  •   失敗は責められ成功は疎まれる

  •   開発資源が不足している

といった悩みを抱える「普通の学校」に探究を導入するためには、「やればできる」といった精神論ではなく、また安直にノウハウに傾斜するのでもなく、一歩踏み込んだ発想が必要だ。

Ⅲ. プリズムカリキュラムの考え方

こうした問題に、効果的に対応するために開発してきたのがプリズムカリキュラムという考え方だ。ここでは次の視点からこのツールを解説してみたい。

  • プリズムカリキュラムの基本的モチーフ

  • プロジェクト・デザインの手順

  • プリズムカリキュラムのマネジメントサイクル

  • 成果のアセスメント

  • 学習の評価

  • 外部効果

  • 7.改善と次年度への引継ぎ

Ⅳ.プリズムカリキュラムの実践事例
プリズムカリキュラムはすでにいくつもの学校・自治体で導入されており、ユニークな実践が生まれている。ここではそうした事例について取り上げて紹介したい。