白饅頭日誌:1月20日「『推し』文化こそが文春という怪物をつくった」
幻冬舎の著名な編集者である箕輪厚介氏が松本人志氏に対するいわゆる「文春砲」を解説する一連の動画はとても興味深い内容だった。
自身もかつて「文春砲」を食らってしまった者として、また同時に文章で仕事をする編集者として、ふたつの側面から本件を解説しており、この騒動に興味がない人にもとても重要な論点をいくつも提示していた。
ただし本稿は松本人志氏と週刊文春をめぐる一件について解説したり評価したりするものではない。そうではなくて、箕輪氏が上掲の動画内で問題提起した「週刊誌がもうすでに日本の最大権力者になっているのではないか?」という点について少し思うところがあったので、備忘録的に書いておくものだ。もちろん上掲の動画を視聴しなくても内容は理解できる。
ここから先は
3,895字
/
1画像
月額購読マガジンです。日記やコラムがほぼ毎日のペースで更新されます。さらに月ごとに特典をたくさんご用意しております。
白饅頭日誌(月額課金マガジン)
¥1,000 / 月
月額購読マガジンです。コラムが定期更新されます。その他に、「白饅頭note(本編・毎月2回更新・単品購入の場合1本300円)」の2018年…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?