世界時価総額2位、世界的大企業アラムコとは
テラドローンは本日アジア初のスタートアップとしてアラムコのVC Wa’edから18.5億の資金調達を実施しました。また、中東を中心にドローン事業を展開するTerra Drone Arabiaを設立し、現地の雇用創出やドローン産業の振興、サウジアラビア主要産業である石油産業の効率化を行います。世界各地の実績を基に、サウジアラビア及び中東地域における持続可能な経済発展に貢献してまいります。
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アラムコと言っても馴染みのない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、世界時価総額2位、収益率1位を誇る世界的大企業のアラムコが世界にどのような影響をもたらしているのか、沿革とともに説明いたします。
今回はアラムコの沿革をお伝えするべく、アラムコ・アジア・ジャパン株式会社のHPを引用しております。
※「サウジアラムコ」、並びに「アラムコ」は、いずれも正式社名「サウジアラビアン・オイル・カンパニー」の通称名です。
過去には「サウジアラムコ」を使用しておりましたが、現在は特別な機会を除き「アラムコ」に統一しておりますため、一部表記が混在しております。
世界最大の石油生産会社アラムコとは
アラムコ社は世界時価総額2位であるサウジアラビアの国営石油会社です。一時期はAppleを抜いて、時価総額1位になったこともあります。また、世界で最も収益性の高い企業は実はアラムコになります。直近10年にわたり、Fortune500の上位にランクインしており、歴史的に見ても収益性の高い企業です。また、原油生産能力は2位のブラジル国営ペトロブラスの3倍以上にのぼります。現在、原油価格が過去最高の水準に迫るなか、時価総額が2兆ドルを超える世界で最も価値の高い企業ともいえる「アラムコ」がどのように誕生したのかその歴史について説明いたします。
アラムコの直近の動きについて
ここからは世界的大企業のアラムコが今どのような動きをしているのかについて説明いたします。
アラムコは2022年5月11日に、Appleを抜き、時価総額で世界1位となりました。現在はAppleの株価が回復し、時価総額2位となっています。また、第3四半期決算では、純利益が前年同期比39%増の424億ドルになり、これは原油価格の上昇と販売量の増加が寄与したと考えられています。順調に成長をし続けているアラムコは2022年11月9日に開催された第24回日経フォーラム「世界経営者会議」でエネルギー危機について「石油とガスへの投資を大幅に削減したことが原因だ」と指摘し、そのうえで、同社は「エネルギーの安定供給とカーボンニュートラルの両立に向け取り組む」と発表しました。10月には世界的なエネルギー移行の支援を目的とする15億ドル規模の投資ファンドを設立しています。また、各国政府が化石燃料からの脱却を進めているなか、同社は戦略的買収、出資、提携を通じて新たな市場に事業を拡大しつつあります。例えば、代替燃料として水素事業を展開するために自動車メーカーとの提携やスタートアップへの投資にも取り組んでいます。
さらに今回、テラドローンも新たな市場としての可能性を評価され、18.5億の資金調達を実施することができました。今後も石油経済に代わる新たな市場への拡大、事業成長するアラムコに注目です。
最後に
今回の発表で注目が集まったアラムコについて、沿革とともにお話しましたが、グローバルでNo.1を目指す当社は、今後更に積極的にグローバル展開を加速していきます。
ベンチャーとして、グローバルで強力に展開している企業は数少ないと思います。現在将来の海外経営人材を募集しているため、ぜひご応募をお待ちしています。当社が重視するChallenge as global No.1のもと、新産業領域で世界に通用する企業を一緒に創っていきましょう。
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