【増刊号付き】熱量が高い手帳イベント「さっぽろシステム手帳フェス」レポ
今回は8月29日〜9月13日に大丸藤井セントラルで行われた「さっぽろシステム手帳フェス」のレポートをお届けします。
また「テラス手帖増刊号」と称し、PDF形式の無料ペーパーとネットプリントを配布します。
今記事では、増刊号で書ききれなかった詳細や購入品についてふれます。
大丸藤井セントラルとは/9/1〜2の催し
大丸藤井セントラルは、札幌市中央区にある老舗の文具・画材店です。
創業は明治26年、現在の店舗は平成元年から営業しています。
通称セントラルはシステム手帳の品揃えが札幌随一。その豊富さはイベントで来札した有識者の方々も目を見張るものがあったそうです。
その点から、今回本格的なシステム手帳のイベントが開催されたのでしょう。
筆者が行った9/1と、9/2はシステム手帳の国内メーカー・アシュフォードとノックスのブースがありました。
また、日本唯一の文具雑誌「趣味の文具箱」を発行するヘリテージの方、そしてシステム手帳の各種発信で著名なたけちよさんが来札していました。
アシュフォード、ノックス、趣味の文具箱の催しは以下の通りです。
会場の様子
エスカレーターで会場の2階に上がると、普段高級筆記具やインクの陳列棚が並んでいるスペースが全てシステム手帳の平置きに変貌していました。
アシュフォードの向井さんはトークショー(後述)で「雑魚寝スタイル」と呼び、表紙やサイズ感を俯瞰して見やすいと絶賛していました。
普段は立てて置かれているシステム手帳が並ぶさまは圧巻。どの方もじっくり眺め、手に取ったり談義に花を咲かせていました。
ノックスが出しているPLOTTERのミニ5スクエアも現物を拝見。
ネットで見る以上に、正方形の均整のとれた佇まいや、革の明るめかつ渋い色合いが美しく、所有欲をそそられました。
名入れ実演
筆者は新しいシステム手帳を買ったばかりなのでジャケット(本体)の購入は控え、手持ちのアシュフォード製品に名入れをしていただきました。
書体は1種のみ、色は空押し・ゴールド・シルバーのほか、ローズゴールドも選べました。
専用の機械で箔押しを施す様子は直に見ることができます。
貴重な機会だったのですが、いかんせん緊張していたためじっくり拝見できませんでした。
また機会があれば詳しく見てみたいです。
そして大きな目玉が、9/2に行われた『趣味の文具箱 清水茂樹氏×たけちよ with ASHFORDトークショー「みんな大好きシステム手帳」』(敬称略)。
筆者は当日来場できず、後日たけちよさんがアップされていたYouTube動画を視聴しました。
とても興味深い内容なので、システム手帳への理解を深めたい方はぜひご覧になってみてください。
9/1にたけちよさんとお会いする
たけちよさんは1日から会場にいらしていて、システム手帳を見て回ったり色んな方と会話を楽しんでいらっしゃいました。
筆者は全ての発信をチェックしていなかったため、1日にもいるよとご本人が事前にお知らせしていたのを知らず、会場に来てびっくりしてしまいました。
会場にはたけちよさんのスペースがあり、フェス用に用意されていた配布ペーパーや、私物のシステム手帳が何点か置いてありました。
リフィルや手帳にサインをもらっている方がいたため、私もサインと写真を撮らせていただきました。
YouTubeで拝見している通り、とてもノリが良くたくさん話される一方で、落ち着いた声音と穏やかで優しい対応をしてくださいました。
筆者は普段システム手帳を家でしか使わず、名入れ用の手帳もリフィルを全て外して持ってきたため、トラベラーズノートのリフィルにサインをいただきました。
ゴムバンドにつけているタグをかわいいと褒めてくださり嬉しかったです。
こちらは緊張してしまって、あまり気の利いたことは言えませんでした。もっと色々お聞きすれば良かったです。
それでも、システム手帳の使い方や種類、果ては暮らしていくなかでの心の持ちようまで、たけちよさんの記事や発信に感銘を受けたひとりだったため、とても貴重な機会に感謝したいです。
配布物はペーパーと手書きのリフィル、直筆メッセージ入りのサンキューカードでした。
直筆リフィルとカードは手持ちのシステム手帳に挟みました。
ちなみに銀座・伊東屋で10月6日〜23日に行われる「システム手帳サロン」のうち、10月15〜16日はたけちよさんからデコリフィルがもらえるイベントがあります。
話を戻して、会場ではたけちよさんの私物の手帳も拝見しました。
とにかく書き込みが多く賑やかで、日々書くことや日常を自由に楽しんでいらっしゃるのが手帳から溢れていました。
拝見した後、無性に「とにかく何か書きたい!」という衝動、手帳を充実させたい欲に駆られました。
たけちよさんはnoteでも定期購読でZINEやペーパーを発行されています。
YouTubeもですが、とにかく明るいパワーに満ちていて笑顔になれます。
会場で教えていただいた「プロジェクトマネージャー」の使い方
今回購入したのはリフィル2点のみです。
アシュフォードの2024年月間ダイアリー(M6サイズ)と、PLOTTERの「プロジェクトマネージャー(バイブルサイズ)」です。
うち、後者のプロジェクトマネージャーはずっと購入を迷っていた品でした。
6種のカラーリフィルが入っており、ガントチャートやTODOリストに使うことができます。
リフィルが観音開きのようになっているため、見られたくないリフィルを中に綴じたり、まとめたいリフィルを中に入れてインデックス代わりにもできるようです。
会場で手に取ったところ、「直接書き込むのではなく、マステや付せんを貼って使うと良いですよ」とアドバイスをいただきました。
それをもとに、このような使い方をしてみました。
リフィルの枚数や種類自体が限られており、かつどれも色合いがおしゃれなので、貼り替えして使いまわせるのは非常に助かります。
直接使い方を学ぶ・教えていただけるのはイベントならではの良さだなと感じました。
テラス手帖増刊号について
増刊号では、フェスの各内容にかいつまんで触れています。
また、システム手帳歴1年半の筆者なりにどんなところが魅力なのかを語っています。A4サイズ、フルカラーです。
PDFデータはこちらです。
ネットプリントについては以下の通りです。
プリントの際は料金がかかります。ご了承ください。
手書きのイベントレポ、ぜひダウンロードまたはお手に取ってみてください。
増刊号は今後も不定期で発行します。
デザインはよりブラッシュアップしていきますので、また発行した際は読んでいただけると嬉しいです。
おわりに
筆者は1日のみの参加でしたが、ほかにもダ・ヴィンチやファイロファックスなど、各種メーカーの企画や販売品がありました。
メーカー、有識者、ユーザーと、どの方もこだわりが強く、システム手帳好きの方の熱量をひしひしと感じるイベントでした。
ぜひ今後も開催して欲しいです。
システム手帳のイベントは初心者でも楽しめる催しです。最寄りの場所で開催された際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
数々のシステム手帳が出合いを待ち望んでいるはずです。
今後も手帳・文具を楽しむための記事・イベントレポートを予定しています。
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