米長期金利の低下を受け、ドル円129.26まで下落。
【1/25相場概況】
東京時間、ドル円は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買い観測や豪ドル円などクロス円の上昇を受け130.58円まで上昇。欧州時間、ドル円は130円台前半から半ばで軟調推移。NY時間、米10年債利回りの低下を受け、ドル円は130円を割り込むと前日の安値129.72円を突破し129.26円まで下落。
【1/26相場観】
昨日は、目新しい材料がなかった。それにしてもドル円の上値が重い。日銀の新手である「共通担保資金供給オペ拡充」に関しても、一部では資金的に限界があり新体制までの繋ぎ政策ではないかと言われている。本日現在時点で、前日の安値を割り込んでおり、下振れに警戒。
フィボナッチリトレースメントで、下落の目途を計測。ドル円上昇の起点が2021/1/6の102.59円で、高値が2022/10/21の151.94円に対し、2023/1/16の安値127.21円は、50%(127.26円)押しレベル到達。ここから下割れした場合の目標が2022/5/24の安値126.36円。そして61.8%押しが121.44円となっている。126円を割り込む場合には、新たな売り材料が出てくると思われる。
20230126 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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