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創作環境と創作の仕方
はじめてましての方にこんにちは。神崎と申します。
趣味でファンタジー小説を書いていて、2025年5月11日の「文学フリマ東京40」に出店を予定しています。
文学フリマ東京39まではあと四日か。緊張と楽しみと体力面でのちょっとした不安と、ないまぜになりつつ、私は私と言い聞かせてマイペースにやっていこうと思います。オチツケ自分。平静を保つんだ。
さて今日は、私がどういう風に創作に取り掛かっているかを書こうと思います。
Twitterだったかな、知り合いの方が皆さん創作のきっかけはどこから? という問いかけを投げていらして、改めて自分がどうやっているのかを考えてみようと思いまして。
てかこのnoteマジで自分語りばっかりだなw
自分のこと語るの、好きすぎだろ。
まあ人のことは語れないし、一般的な話ができるほどきちんと調べたり比較検討したりする時間的余裕もないんで、おのず自分のことばかりになってしまうんですけどね。
ま、いっかー。
本題本題。
私が創作する時に必要なのは、まず「落ち着ける環境」です。
時間はね、そんなになくても大丈夫です。一時間とか二時間とかでいい。むしろ、お尻が決まっている方が、集中してできます。
長時間あればあったで、それもいいんですけどね。ゆっくり書けますからね。
時間よりも大切なのは「途中で途切れない」ということです。
家人がいると、呼ばれることがあります。絶対NG。実際に呼ばれなくても、呼ばれるかもと思うだけで集中できないので、誰もいない、が基本になります。執筆するから邪魔しないでね、と言って、別部屋から出てこないでくれるならOKです。贅沢w
音は、静かな方がいいですが、環境音であったり、うっすらBGMがあった方が好きです。最近はゼルダのブレワイとかティアキンの環境音とか、アレンジされたBGMなんかをかけています。聞こえるか聞こえないかくらいです。私は耳がいいので、隣に座っている人でもほとんど聞こえないんじゃないかってくらいの小さな音でかけています。
スマホの音は切ります。通知音も気になって見てしまうので集中力が切れる。良くない。
必要アイテムは、氷です。
なんだろな、歯ごたえのある物がいいのですが、おせんべいとかだとカロリーがね……無限に食べてしまうので。
ガムはダメなんですよね。いつ出すとか気になっちゃうからかな。適度に口に入れて、かみ砕いて、すぐなくなる、というのがいいのです。
なので、ノンカロリーの氷が一番いいのですが、お腹を壊さないように要注意です。冬なんかは特に危険。なので、なるべく我慢で、何も口にせずにいます。
温かい飲み物もいいのですが、冷めてしまうのが嫌でさっさと飲んでしまってすぐなくなり、また作ると集中力が途切れます。お腹はたぷたぷになるし。
数年前に買った保温できるティーポットがいいですね。ずっと温かいし。
……って全然創作に入らないじゃないか!
環境が整いましたら、PCを開き、Wordを立ち上げます。メモ帳ソフトでもいい。気分ですが。
いつでも書き始められるようにして、で、一旦それを忘れます。
白い画面を見つめていても何も出てこないので。
創作の種は大体、本からです。
一例をあげると、今読んでいる「白い盾の少年騎士」トンケ・ドラフト作。
最初の数十ページ読んで、安全な城で平和に過ごしている少年騎士が冒険に行きたいと思うシーンが出てきます。
ここで年老いた人と若者の会話があり、対比されるのですが、なるほどこれはいい、と思いました。
成長ものが好きなので、子供と大人で視野が違ったり、感じ方が違ったりするのが好きなんです。
で、自分だったらこのシーン、どう書くか、と考え始めます。すると頭の中でキャラクターがしゃべり始めます。
「若者はそういうもんじゃ」
「俺は違う!」
「それもみんなそう言うんじゃ、自分だけは違う、と」
「ちがうちがうちがう!」
それは誰がしゃべっているのか、どういう背景があるのか、この二人の関係は……と考えていくとどんどん肉付けがされていきます。
情報が多くなって覚えきれなくなったなと思ったところで、PCに向かい、書き始めます。
本文をずらずらっと書く画面と、本文に書かない設定を書きこむ画面と二つ作ります。
大体は本文をずーっと書いていきますが、たまに「ここで出てくるアイテムは実はこういう意味がある」とか「この男はあの短編の誰々とこういう関係である」とか「これは何年のできごと、季節は春」とか、そういうことを裏にメモっていく感じです。これで整合性をとっていきます。
細かいことがすべて分かっていて、確認だけの場合もあります。その場合は自分のサイトの設定ページを開いて確認したり、スマホのニューペディアというアプリを利用させてもらっているので、そこで単語などを調べたりするくらいです。
まあ大体そんな感じで一時間程書けば、一話できます。
そこから読み、直し、また読んで……と繰り返し、一晩寝かせてまた推敲、数日~一週間ほど寝かせて(その間、その話についてずっと考えています)、思いついたことを追記したり、削ったり、改めて推敲し、印刷し、声に出して読み、直し、と繰り返します。
短編だとこんな感じで、環境さえ整えば、一週間くらいで完成するかな。
まあそんなこと言っても、書けない時は書けないので、そういう時は諦めて別の話を書いたり、「この人とこの人がこういう感じになってこんな会話して、こんな落ちになる」「このセリフだけは入れたい」などのメモだけ書いて、下書きファイルとして保存しておいたり、また本を読んだりします。
インプットをしないとアウトプットもできないので、ただ考え続けるということはしません。昔はよくやってたんですけど、労力のわりに何も出てこないなと思ってやめました。笑
書きたいことはたくさんあるので、それをどういう物語にして、形にするかというのは悩みます。
でもまあちょっとした一場面みたいな感じなら、割と早く書ける方じゃないかなと思います。
でも思いついたことをすぐにメモらないと忘れてしまうので、それが難しいです。思いつくのも早いけど、忘れるのも早いのです。
オチがないのですが、本日のnoteはここまで。
あと一時間半で一本、短編を書ければなと思いますので、また明日~!
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