#1350 学級会におけるタイムマネジメントの必要性
学級会は、「学級活動(1)」における1つの授業である。
授業である以上、制限時間が決まっている。
1単位の時間は45分間である。
終末の5分間が、教師の指導・評価の時間である。
そうなると、学級会における話し合いの時間は40分間となる。
つまり、40分間で話し合いをまとめる必要があるのだ。
これを教師も子どもたちも意識しないと、タイムマネジメントのできない話し合いになってしまう。
いっこうに話し合いがまとまらず、簡単に「延長」「延期」する結果になってしまう。
しかし、基本的に「延長」「延期」はしない。
それは学級会も「授業」であるからだ。
授業は限られた時数で成り立つ。
簡単に「延長」「延期」はできない。
したがって、40分間の中で話し合いをまとめ、「学級としての決定事項」を導くことが必要となる。
そのためには、子どもたちにタイムマネジメントの力をつけさせることが重要となる。
時間内に話し合いが終わるように「スムーズな進行」「合意形成のパターン」などを指導する。
そして、「時間内に話し合いをまとめる」という経験を積ませるのである。
安易に「延長」「延期」はしてはいけないのである。
ぜひとも、上記のことを肝に銘じて、学級会指導をしていきたい。
では。