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#1873 努力を仕組み化する

今回は、山根承子氏の『努力は仕組み化できる』からの学びを整理する。


・努力:異時点間の選択
 ※生涯効用の最大化のための「今」支払うコスト

・努力が続くようになる仕組み
➀フィードバックと目標設定
②フィードフォワード(実行意図・コミットメント)
③自動化(2ヶ月続ける)
④教育の力を使う(目的・方法など)

・目標クリア→有能感→内発的動機

・ナッジ:選択の余地を残したまま、望ましい選択に誘導する介入

・ナッジのポイント
➀簡単にする
②興味を引く
③社会的にする
④タイムリーにする

・ナッジの活用
➀デフォルトナッジ:努力したくない場面にデフォルトを設ける
②他人の力を借りるナッジ:みんなもやっているとやりたくなる

・「運頼み」は人を努力から遠ざけてしまう。

・程よい楽観主義は良いが、行き過ぎた楽観主義は人を努力から遠ざける。

・周囲や環境から悪影響を受けると、努力を妨げやすい。
 ※特に「習慣となる前」は危険である。

・人は「汗をかいて一生懸命に頑張っている姿」を「努力している」と評価する。

・後悔:ある時点で最良だと思った選択が、将来において最良とは思えなくなることで起きる現象 ※「生涯効用」で考える。

・サンクコスト:既にかけたコストのうち、どう頑張っても回収できない費用

・サンクコストに振り回されたくなければ、「サンクコストが発生する前に戻ったら、自分はどうするか」を考える。


以上が、書籍からの学びである。

自分や他者の「努力」について考える際、参考にしていきたい。

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