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#667 教師の承認欲求の源を変化させる
教師は「教えたがり」である。
「他者に物事を教えること」を快感に感じる。
そして、子どもからの「先生のおかげでわかったよ!」という言葉を求めている。
その言葉で、自分の承認欲求を満たす。
しかしこのままでは、いつまでたっても「教師が子どもに教える」という構図は変わらない。
教師主導なのである。
これでは、子どもを自律的な学習者には育てられない。
教師は「教える」のではなく、「支える」ようにする。
「教える」のではなく、「つなぐ」ようにする。
「教える」のではなく、「引き出す」ようにする。
ティーチャーではなく、「コーチ」「ファシリテーター」になる。
そうすると、子どもは自律的に学ぶようになる。
教師から教わったのではなく、「自分でわかる」ようになる。
このように「子どもが自律的にわかる」ことを、教師の承認欲求の源にすべきである。
「子どもに教え、子どもが教師に感謝する」ことではなく、「子どもが教師の存在を忘れ、自律的に学ぶ」ことを求める。
それにより、教師としての承認欲求を満たすのである。
この転換をしなければならない。
これまでの教師の仕事は、AIやICTに取って替わられる。
代わりに、子どもを自律的な学習にするため、支え、つなぎ、引き出す役割になっていく。
ぜひ、そんな「コーチ」「ファシリテーター」としての教師を目指していきたい。
では。