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#1471 自己コントロールと教師主導の楽しい授業

「子どもの学び」が中心の授業が主流になってきている。

子どもに学びの主導権を返し、「自己コントロール」の力を高めていくことが求められる。

学びの自己コントロールが可能な子どもは、大人になっても、自分自身の学びを力強く舵取りしていくことができるだろう。

しかし、未だに教師がエンターテイナーとなっている授業を見かける。

導入や仕掛けが練られた「教師主導の楽しい授業」である。

このような授業は、スーパーティーチャーの腕によって創造される。

しかし、このような授業を受け続ける子どもは、学びの自己コントロールができなくなる。

「教師発の楽しい授業」を口を開けて待つようになってしまう。

私は、そんな人間を育てたくはない。

子どもたちが学習計画や目標に向かって自己調整しながら、学びをコントロールする授業が求められる。

そんな授業では、教師の活躍の場面や楽しさは要らない。

教師はラーニングデザイナーになればよいのである。

肝に銘じておきたい。

では。

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