#1900 子どもを否定しない
今回は、林健太郎氏の『子どもを否定しない習慣』からの学びを整理する。
・否定の種類
➀意識的な否定(危険性や緊急性がある状況)
②無意識の否定
・「子どもには子どもの都合がある」ことを理解する。
→その都合を言語化して伝える力が不足しているだけ。
・子どもの気持ちを理解する。
→「また聞くから、今度、理由を教えてね」と時間を与える。
・心理的安全性を高めるコツ
➀よく笑い、楽しむ
②話を聞き、承認する
③共に過ごす時間を大切にし、体験を共有する
④「つくりたい関係性」を伝える
⑤ハグやボディタッチをする
⑥怒鳴らない
⑦詰め寄らない、問い詰めない
・無条件に許す。
・命令口調ではなく、語尾を変えて、面白く伝える。
・行為を無理強いしないで、本人に決めさせる。
・子どもとのコミュニケーションの種類
➀伝える ②聞く ③話し合う
※②を最初にもってくる。
・叱るステップ
➀許可を取る
②テーマを伝える
③感情を伝える
④意思を伝え、合意を取る
⑤相手から先に話させる
⑥自分の思いを伝える
・叱る前に、一度、「承認」を挟む。
※「~ネ」
・「否定しない自分」になるステップ
➀否定した自分の願い(理由)について考える
②否定に「願い」をプラスして伝える
③否定の言葉を省略し、「願い」だけ伝える
・一方的に話し続けず、キャッチボールを意識する。
・Youメッセージで叱らない。
→➀事実をそのまま伝える
②Iメッセージで伝える
・「Weメッセージ」で文化をつくる。
・否定しない会話術の原則
➀人は、他人から「やれ」と言われるとやりたくなくなる
②人は、他人が決めたことよりも、自分の決めたことをやる
・自分からやりたくなる会話術
➀コミット(宣言)させる
②ベネフィットを掘り下げる(メリットorデメリット)
③スモールステップで細かく分ける
④ゲーム化する
⑤チャレンジ心や反発心を刺激する
・「どうして?」は過去の言い訳につながる。
→「どうしたい?」は未来へのコミットにつながる。
※答えを否定せずに、承認する。
・「レッツ構文」で誘う。
・逆を照らす。その後に質問をする。
・「わからない」と言われたら「わかることは?」「話せることは?」と聞く。
・ほめるのではなく、「事実の承認」をする。
※+自分の気持ち、+感謝
・語尾を「~ね」から「なぁ」に変える。
※出力が弱まる。言い捨て。
以上が書籍からの学びである。
今後の子育ての参考にしていきたい。
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