#1322 根っこの部分を語る
「魔の6月」に入った。
新しい環境、新しい立場、新しい担任にも慣れ、ルールやシステムの乱れが生じてくる時期だ。
この時期は、どうしても子どもたちの不適切行動に目がいく。
そこに教師が注意を入れる。
まさに「エンドレスもぐらたたき状態」となる。
この状態を脱するには、枝葉の不適切行動を注意し続けることをやめることだ。
枝葉の不適切行動を注意し続けても、次の「もぐら」が出てくる。
エンドレスループに陥る。
そうではなく、不適切行動が起きないよう「根っこ」の部分にアプローチするのである。
「目的」「何のため」という理念・価値観に関することを語る。
これにより、不適切行動の「根っこ」が回復するはずだ。
もぐらが出現しなくなる。
教師は小言ばかり言うのではなく、もっと大枠の「目的」「価値観」「理念」を語るべきである。
そして、どっしりと構えることが重要である。
ぜひとも、「根っこ」を語れる教師になっていきたい。
では。