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#1794 内向モードと外向モード

私は「内向モード」型の人間である。

人とあまり話さずに、黙々と仕事をする傾向にある。

なので、「自己調整学習」のような、自分に向き合い、メタ認知を働かせながら学習することが得意である。

これにより、授業づくりにおいても、「内向モード」型の授業をデザインするようになる。

これは高学年向けであろう。

なので、高学年の子どもたちであれば、私がデザインする「内向モード」型の授業を受け入れてくれるはずである。

一方、低学年のような子どもたちは、「外向モード」型である。

メタ認知を働かせて、自分に向き合いながら、黙々と学習することが苦手だ。

その代わり、自分の外側の世界により興味を示すので、友達と交流をするのが好きである。

よって、低学年の子どもたちであれば、「内向モード」型ではなく、「外向モード」型の授業がしっくりくるだろう。

このように、私自身のモードと、今担当している低学年の子どもたちのモードが異なっているのである。

そのため、私の理想とする学びの姿と、目の前の子どもたちの学びの姿にギャップを感じてしまうのだ。

「もっと内省してほしい」
「もっと自分に向き合ってほしい」
「もっと黙々と学んでほしい」

こう思ってしまう。

しかし、それは無理な要求なのである。

「モード」が違うのだから。

これからは、低学年の子どもたちの実態を考慮し、「外向モード」の要素も取り入れるようにしていきたい。

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