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もし明日の朝刊が来なかったら。

香港のリンゴ日報が6月24日(木)で休刊になってから、10日程経ちました。これは、中国政府による言論弾圧であり国際的に見て大問題だと思います。そして、この問題をうちの小2の息子にも考えて貰いたいと思っていたら、良い記事を見つけましたのでリンクします。https://mainichi.jp/maisho/articles/20210703/kei/00s/00s/016000c

毎日小学生新聞の記事ですが、報道の自由を奪った中国政府(中国共産党)への批判に加えて、「もし毎日読んでいる新聞がなくなったらどうなるか?」という問題提起をしています。

新聞でもテレビでもそうですが、報道機関が1個潰れると、権力者を批判する機能が丸々消えてしまい、他の報道機関も連鎖反応的に消されていってしまう危険性があるのです。毎日小学生新聞の中で木村編集長が触れていますが、日本も戦時中は報道の自由が奪われて大政翼賛会になっていた時代があるのです。そうして政権批判ができなくなった結果、たくさんの人が命を失ったわけですよね。日頃から様々な報道を通じて、権力へのチェックを常に行っていないと、日本だって同じ事になりかねないと思います。現実に政府は殆ど意見を聞かずオリンピックを強行しようとしていますよね。これを中国と違うと言い切れますか?

リンゴ日報は休刊したものの、恐らく形を変えて復活の道を探っているでしょう。というよりも、別な形ででも復活してもらわないと困るのです。

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