子供の成長がわからないぐらい”仕事漬け”だった過去
狩野裕太さんプロフィール
プロの格闘家から不動産業界に転身。不動産仲介で9年のキャリアを積んだ後、独立を考えていた最中にTERASSを知り参画を決意。1990年生まれ。既婚で二児の父。家族と猫3匹と暮らす。
<インタビュー前半>
不動産業界に入ったきっかけ
私はプロの格闘家をやっていたのですが、子供が生まれて、格闘家だけでは生活することができなくなり、当時のコーチに勧められ何もわからないまま不動産業界に飛び込みました。
最初に入った企業は昭和体質というか、今考えると超が付く程のブラック企業でした。先輩に何も教えてもらえないままキツイノルマもあり、個人ノルマを達成しても、お店全体がノルマを達成しないと自分の売上もなかったことになるという、不思議な企業でした。
労働時間に見合わない年収
23歳の時に不動産業界に入り、同年代と比較してかなりもらっていた方だとは思いますが、年収と労働時間が見合わないという気持ちを抱えながら、仕事をしていました。
具体的には、朝は8時半から夜11時半頃まで働き、終電がなくなった日は近くのビジネスホテルに泊まって夜中の3時まで仕事をして、翌朝また8時に出社するような生活です。
特につらかったのは、夕方の19時から21時までは私語厳禁のルールがあり、ひたすら既存客に電話をし続け、受話器から手を離してはいけないという…今思うと、修行でしたね。
「なんでここで働いているんだろう…」
と思いながらも、一定以上のお金はなんとなくもらえるし、環境を変えるのはやっぱりハードルが高いし。だからこそ自分の中ではずっと、「独立をしたい。自分ひとりでこの環境から抜け出したい。」と思いながら仕事をしていました。
2人の子供がどう成長したのかわからない
そんな環境で働いていたので、私には子供が2人いるのですが、子供が小さいときの記憶がほぼなくて…子供がどうやって大きくなったのか、全くわからないんですよね。
家に帰ることができたとしても夜中の0時はまわるので、家族が寝ているところを静かにリビングに入ってごはんを1人で食べて。「自分は何のために働いてるんだろう…」と常に感じながら働き、この頃は心身ともに疲れきっていました。
〜インタビュー後半に続く〜
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