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#3 アスリートと地域社会が共に成長する結びつき(発端)


2021年の冬、弟を連れて松本にある某飲食店で食事をしていた時、代理人から一本の電話が来たんです。『パルセイロからレターが届いた』と。

その瞬間頭が真っ白になり、母子家庭である母に電話で伝えた時の母の涙声を今でも鮮明に覚えています。


大学では1試合も出れず海外やJFLなどを転々としていましたが、28歳でようやく地元のJクラブに辿り着来ました。夢が叶った瞬間だったんです。



小学生の時には地元の長野県にはJクラブが1つもなく、「長野県でJクラブを作ろう」という企画書を書き岡谷市長に持って行ったことも今となれば思い出です。笑

企画書1
企画書2


生まれ育った地元ですし地元愛ももちろん人一倍あります。
そんな加入したクラブの活動理念に

地域と共に歩み、スポーツの力で
NAGANOを元気にする

HP活動理念 参照

とあります。地域密着型スポーツクラブです。このクラブの理念、素敵ですし魅力ありますよね。僕も同感です。

南葛SCの時に個人スポンサーを結んでいた記者の紘夢くんの記事に地域への発信や長野の時の内容が書かれているので見てください。


そんなJリーガーになったシーズンの6月ですかね。

AC長野パルセイロのホームタウン木島平村にて子供たちの夢を育む活動の一環として木島平村交流事業(田植え)に参加しました。

ここからが僕が実際に生産プロセスを地域と共に経験したんです。

子供達と会話を楽しみながら作業する様子
木島平小学校の田んぼ
子供達と向き合う姿

こうした地域のパートナーとして、ホームタウンと連携しスポーツを通じた地域活性化に向け活動することでクラブだけでなく『寺沢優太』個人も応援してくれる実感を得たんです。

沖縄ではコーヒー事業、長野では交流事業をと『農業』に出会い興味を持ち始めたのはアスリートである僕が所属してきた先々のクラブの地域社会との交流事業やホームタウン活動なんです。

収穫時期の秋頃には成長した稲穂が黄金に色付く楽しみとそのお米を口にするまでのワクワクを噛み締めクラブハウスへと、、、

             次回(中盤)へと続く




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