テラサワ@「動き」と「姿勢」にこだわる理学療法士

人の身体は複雑。でもフィジカルケアに必要なのはシンプルな思考。 あなたの身体は、正しい…

テラサワ@「動き」と「姿勢」にこだわる理学療法士

人の身体は複雑。でもフィジカルケアに必要なのはシンプルな思考。 あなたの身体は、正しいセルフケアでもっと変われる! 15年にわたる理学療法士としての臨床経験値を元に、医学的根拠に基づきつつも独自の視点から『本当に役に立つ健康情報』をあなたに。

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テラサワがnoteを通してやりたいこと。

私のアカウントページに足を運んでくださり、更にこの記事を目に留めてくださりありがとうございます。 理学療法士のテラサワと申します。どんな人間かと興味を持って下さったらこちらも是非。 タイトル通り、本記事ではわたしがnoteを通してやり遂げたいと思っていることをお伝えしたいと思います。 お時間があればお付き合い頂けると嬉しいです。 皆が100歳まで痛みのない元気な身体をキープできるように全力で応援したい!人生100年時代と言われはじめてしばらく経ちますが、今や多くの人が

    • エクササイズNo.3の詳細説明

      本記事は、xに挙げた下記のセルフエクササイズについての詳細を具体的に書いた記事になります。 主な目的は背骨をひとつひとつ動かすことと、股関節の前面・後面の筋肉を協調的に働かせることこのエクササイズの主な目的は背骨の骨をひとつずつ動かすことと、股関節や大腿の前後にある筋肉を協調的に働かせることです。 股関節の前後にある筋肉は以下の通り。 股関節、大腿の前にある筋肉:大腰筋、腸骨筋、大腿直筋 股関節、大腿の後ろにある筋肉:大殿筋、ハムストリングス ちなみに背骨の骨をひとつず

      • エクササイズNo.2の詳細説明

        以下の記事はXで紹介したセルフケア動画の詳細説明になります。 まだ見ていない方はXで動画をご覧頂ければと思います。 腰の側面にある筋肉をしっかり伸ばすエクササイズこのエクササイズでしっかりと伸ばされるのは、 腰方形筋 広背筋 腹斜筋群 前鋸筋 などの筋肉。 巻き肩や猫背の人は広背筋、なで肩で肩こり首凝りがある人は前鋸筋や腹斜筋、片側の腰痛がある方は腰方形筋に強い伸長感を感じるのではないでしょうか? 側腹部の奥にある腰方形筋は様々なエクササイズでも比較的伸ばし

        • エクササイズNO.1の詳細説明

          本記事は、Xに挙げた下記のセルフエクササイズについての詳細を具体的に書いた記事になります。 主な目的は胸の前の筋肉を伸ばしながら肩を動かすことメインのターゲットにしているのは、 大胸筋 小胸筋 広背筋 このあたりの筋肉。いずれの筋肉も、肩の問題に大きく関与してくる筋肉です。 ちなみに広背筋が縮むと猫背や反り腰を助長するため、このエクササイズは腰痛症状に対しても有効な場合があります。 また、胸椎を軸としながら体幹の上の方を捻じる動きになるので肋骨や胸椎の可動性が低

          "風が吹けば桶屋が儲かる"は、人の身体にも当てはまるという話。

          日本語のことわざにこんな言葉があります。 一見すると関係がないように思われる場所・物事にも因果関係があり、影響を及ぼすことがあるというような意味。 私が理学療法士として身体や運動の仕組みを患者さんや利用者さん、クライアントさんに説明する時、この言葉をよく引用します。 今回の記事では、この言葉と紐付けながら人の身体と痛み、不調の関係をお話します。 よければお付き合いください。 "風が吹けば桶屋が儲かる"という言葉 ①大風が吹くと砂ぼこりが立つ ⇩ ➁砂で目を傷める人が

          "風が吹けば桶屋が儲かる"は、人の身体にも当てはまるという話。

          原因と結果を取り違えていると思うような効果を得られないという話

          皆さんは自分の症状に“病名”を示された時、どんな風に考えますか? 例えば、急に腰の痛みと足のしびれが現れたため病院へ行って診断を受けたら“腰椎椎間板ヘルニア”と診断されたとしましょう。 「そうか、自分はヘルニアになったのか。それならヘルニアを治さないと腰の痛みやしびれの症状は良くならないな。」 貴方はこんな風に考えませんか? しかしながら「ヘルニアが原因で痛みやしびれが出ている」という思考は、場合によっては症状の改善を妨げてしまう可能性があります。 それはなぜか?

          原因と結果を取り違えていると思うような効果を得られないという話

          ◇多くの整形外科医が苦手な症状◇

          整形外科の先生は、膝が痛い、腰が痛い、肩が痛いなど整形外科的な症状のエキスパートです。そりゃそうです。整形外科を専門としているお医者さんですから。 でも、実はそんなエキスパートであるにもかかわらず、多くの先生方が苦手としている症状があります。しかもその症状は理学療法士として病院で働いていると非常に高頻度で遭遇する症状。 この記事では、そんな『整形外科医が苦手としている症状』についてお話し、症状改善のための具体的な解決策についても触れていきたいと思いますので、興味があれば是

          ◇自己紹介◇

          記事を読むにあたって、書き手がどんな人間なのかという情報はやはり知っておきたいものだと思います。相手が健康関連の情報発信をする人間であれば、尚のこと信用が置けるか否かの判断材料は必要不可欠。 ということで、ざっくりとテラサワがどんな人間なのかという自己紹介を書いておこうと思います。 所有資格や活動領域理学療法士、という職種はご存じでしょうか?病院で患者さんのリハビリを行ったり、地域の介護施設等で利用者さんの機能訓練などを行う、身体や動作のスペシャリスト(…と、テラサワは思