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キックボクシングとの出会い
私たち夫婦の楽しみはB級グルメの食べ歩き。
あと、食べるのが好きな私は、料理をするのも好きでした。
土日は、私が好きな濃い味付けの料理を作って、家族に振る舞います。
しかも、若干、高カロリー?(笑)
特にダイエットなんて考えたこともありませんでした。
それがどうしてキックボクシング?
デブがやる?(笑)
ですよね?
我が家は、愛知県在住。
中日ファンではないのですが、中日新聞を取っています。
なぜ、新聞を取っているのかというと、
一番の魅力は「折込チラシ」なんですよね。
今となっては、折込チラシ?なんて感じですが、
当時はスマホなんてありません。
だから、専業主婦の妻が、できるだけ安い物を買おうとするには、一番の情報源が新聞の折込チラシだったんですよね。
そんなある土曜日の朝のことです。
広告を見ていた妻が、
「ねぇ、加圧トレーニング…知ってる?」
「そういえば、〇〇〇さん(某芸能人)も、加圧ジムを開いているだって…」
ちょっぴりミーハー(死語?)な妻(笑)
「どこでやってるの?」
と聞くと、
「なんか、キックボクシングジム?」
「ちょっと怖いかな…」
そりゃ、女性にはキックボクシングジムって敷居が高いですよね。
いや、女性でなくても同じかな?
実は私、子供の頃なんですが、
9~10年間ほど伝統派空手(寸止めの空手)と硬式空手(防具を着けた空手)をやっていました。
一応、有段者だったんです。
弱かったですがね(笑)
あと、私が若かった頃は、
大晦日にK−1ヘビー級の試合が民放テレビで流れてましたし、詳しくはありませんが、格闘技に興味がない訳ではありませんでした。
だから、それを聞いて少し興味が…
でも、一人で行く気にはなれない(笑)
「そうか…」
「キックボクシングジムねぇ」
「なら、俺も一緒についていくから、行ってみるかい?」
と、その言葉に目がキラキラな妻。
「えー、どうしよう」
「うーん、行ってあげてもいいよ」
(なぜ上から目線?)
(お前が行きたそうにしてたんだろ…)
(と、口には出さないけど(笑))
と、そんなこんなで、
思いつたらスグに行動してしまう私たち夫婦。
営業時間や曜日も全く確認しないまま、
広告を片手に直接ジムに電撃訪問することにしました。
今考えると、予約の確認とか…
普通は、一度、電話くらいしてから行きますよね?(笑)
時間はちょうど13時30分を少し過ぎたころ。
お昼も食べたし、これくらいの時間ならいいよねーって感じです。
さぁ、お出かけ。
今とは違いスマホなんてないですし、
カーナビも高級品で標準装備ではない時代。
広告の地図を見ながら探します。
そしてようやく発見。
我が家から車で15分くらいのところでした。
ちょっと分かりづらい場所にありましたが、
建屋の二階に看板を発見。
一階はどこかの会社の事務所っぽい。
ちょっぴり古そうな作りの二階建ての建屋です。
なんとなく、入りづらそうなたたずまいだな…
妻一人だったら引き返していたと思います(笑)
キックボクシングってイロイロ。
とってもキレイな事務もあれば、工場を改装したようなジムもあります。
そこは後者…っぽい感じ。
「看板あるし、ここだなぁ」
「意外と近い場所にあったんだねぇ」
「よし、入ってみるか」
これが、私とキックボクシングの初めての出会いになりました。