とある計画相談のひとりごと。
この話はフィクションです。
『あなたが「自分は被害者である」と訴え、正当だと思って身近な人に懸命に説明しているけれど、あなたの周囲にいて、その話を一方的に聞かされるその内容を、誰一人、素直に受け止めてはいないということを、あなたは知らない。』
『あなたの私情で、職員に対して私が開催する会議に参加させないことを指示したことは、結果的に、関係のない利用者やそのご家族が、あなたに対して一番不信感を抱くきっかけになっていることを、あなたは知らない。』
『あなたのもとを去っていく利用者や家族のことを、自分のせいとして振り返ることもなく、他人のせいにしていること自体が、そのことを耳にしているすでに去っている利用者やそのご家族を失望させていることを、あなたは知らない。』
『あなたのもとを去っている利用者の多くが、誰かからそそのかされたのではなく、あなたの放つその「ことば」と「現実」の大きな違いに失望して、自ら相談して、苦渋の決断をした結果であることを、あなたは知らない。』
『あなたのもとを去った利用者やその家族の多くは、あなたが笑顔で放つ「ことば」のひとつひとつに対して、大きなストレスに感じていることを、それでも笑顔で放つあなたは知らない。』
『多くの職員が一度に退職するといった大きな出来事が定期的に起きている事業所を、紹介する相談員や、利用したいと思う利用者や家族はいないこと、そして、実際に周囲の人たちは、この事業所は閉鎖するのではないかと思っていることを、あなたは知らない。』
『あなたが利用者やその家族に「内緒である」と伝えた上で話をしているその内容が、すでに周知されていることを、あなたは知らない。そして、その内容は、関係機関まで広がっていることを、あなたは知らない。』
『あなたが行った数々の容赦のない行為に対して、多くの被害を被ってあなたのそばを去っていった多くの元職員たちが、すでに繋がっていることを、あなたは知らない。』
『そして、今も、あなたのもとで働き、苦しんでいる人たちからの相談が絶えないことを、あなたは知らない。』
意味深な内容ですが、計画相談は、利用する事業所の息のかかった事業所を選択するのではなく、第三者的な立場で、公正かつ中立な立場で相談支援を行なってくれる事業所であることが、とても重要な理由だということを示しています。
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