アート独り言。(原点に、還る。AAIC2020)
先週、雨の中訪れたAAIC2020。
調整中で鑑賞出来なかった作品、混雑のため少ししか見れなかった作品、晴れの日にもう一度見たい作品があり再訪。
予約制の為、一旦入り口で受付を済ませ、太陽がいい感じだったので真っ先にカメラオブスキュラへ。
今日も青い髪のわんにゃーさんがみえた。
光が入らないよう、厳重に管理されている。
目が少し慣れるまでは良くわからないが、だんだん見えてきた。
毎日違う見え方するのは面白い。
中に入り順番に鑑賞。前回見落としてた事を発見出来たりして楽しい。
記憶とは一体なんなのか?
前回、混雑していた映像作品も見れた。
不思議な空間。何も考えず、ぼーっと見ていた。
繰り返される映像、何か記憶が蘇りそうな気がした。
大好きな作品はしばらく待ち時間があったけど、待っている間のワクワク感がたまらなく好きだ。
入り口の、のれんまで楽しい。中に入って難解な物語に放り投げられた気分も本当に楽しかった。
↑大賞作品の一部。
一度目は、作家さんが楽しく制作した感じは伝わって来たけど正直よくわからなかった。
何故このような固い石を彫るのだろう?
何故木をこのように彫るのだろう?
木には固くて彫るのが難しい木もある。私には何の木なのかさっぱりわからない。
心を無にして、入り口の作家メッセージを再度読んだ。
そこで石斧に頭をガーンとやられた感覚が来た。
そうだ。原点だ。なんということだ。
なんて私は石頭なのだ・・・
作家さんは「なぜこの素材を使用したのか、説明しても人には100%通じない。それならばとことん好きなものを追及しよう」と制作されていた。
ああ、楽しい。原点に還ろう・・・
一通り鑑賞して、前回調整中で鑑賞出来なかった作品へ。
繊細すぎる。。。写真には全くうつらない。
とても良かった。
その後、しばらく幻肢を表現した作品を眺める。音が不思議と癒される。
ないはずの手や足。かつて存在していた部分にも神経が通っているかのようだ。
先週の雨の日のカタツムリは最高だった。
しばらく眺めていたら、中に入って良いですよ、と言われたので迷わず中に入る。嬉しい。
晴れの日も、やっぱり美しかった。
常設してほしい。
力が入りすぎてしまったのか、グッタリ。
色々吸収出来たので、頭の中で色々練ってる事をカタチにするべく、帰りに生地屋さんへ寄る。
ワンダーランドすぎて頭もワンダーランドになってしまった。
見てるだけで楽しい。
昔、服飾用品(ボタンやファスナー、表生地以外の全て)の会社にいたので懐かしくもある。
そんな目で見られたら、連れて帰るしかない。
なんなの。マリンて。幸せすぎでしょ。笑
関係のない生地を買ってしまった。
楽しいから、いいのだ。
さあ、今日の夜はアールブリュット撮影2回目。
原点を忘れず、楽しもう。
初回の様子はこちら。
アート独り言。(AAIC2020~記憶のゆくえ) https://note.com/teramaki/n/n2f4cdbe1d138