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アート独り言。(TIME 坂本龍一+高谷史郎 出演:田中泯)
京都ロームシアターで「TIME」を見てきた。
坂本龍一が全曲を書き下ろし、高谷史郎(ダムタイプ)とコンセプトを考案、創作した「TIME」。2021年にオランダで世界初演され高い評価を得た作品
偶然テレビで紹介されていたのを見て、これは生で見てみたいと思い調べたら京都公演のチケットが残席わずかで販売されていた。奇跡的に1階前の方の中央だった。
ゴールデンウィークに突入したこともあり、駅は人で溢れていた。
4月なのに真夏のような暑さだ。
元々行く予定だった京都グラフィーの展示を見てからロームシアターへ向かう。
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舞台後方に大きなスクリーン。
舞台中央には水が張ってある。
雨の音が流れ、薄暗い中ゆっくりと始まった。
笙(しょう)と雨音。
坂本龍一の音楽。
歩くだけでとてつもない存在感の田中泯。
静寂につつまれた空間と夢十夜、第一夜の朗読。
夢十夜の第一夜は、友人が女役で舞台出演したのを見に行ったこともあり、とても興味深かった。
だんだんと夢の中にいるような、なんともいえない感覚に陥る。
時々我に返り、まだ終わっていないの繰り返しだった。
雨は音だけでなく、演出で上から雨が落ちてくる。
水面に照らされる光と、身体表現。リアルタイムに映し出される男の映像。
魂が浮遊する感覚だった。
舞台に魂がいたのだろうか。
ジャパンプレミアは終了したが、機会があればぜひ体感してほしい。
現在アウトプット真っ最中につき、各方面色々お待たせしております。あと少し時間ください。
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