夏の祈り
広島平和記念日です。
ウクライナでの戦争も長く続き
イスラエルのパレスチナへの攻撃が、周辺にも広がりつつあり
きな臭い世界の中で、
このマザー・テレサの言葉、本当にそうしなければと思うことしきりです。
私が、思い出すマザー・テレサの言葉に
Peace begins with a smile.
平和は1つのほほえみから始まる
というものもあります。
自分が平和のためにできることは、
広い世界の中で苦しんでいる人が今もいることを念頭において
自分たちが非力だと嘆くのではなく、
目の前の私ができることをすることだと信じています。
このところ日々の生活の中で、多くの人が日常的に使う言葉にどんどん無頓着になり、人を傷つける言葉を比較的簡単に使ってしまっているようであることに、危機感を覚えます。
「死ね」と「殺すぞ」
は、どちらも他の人に向かって使ってはいけない言葉だけれど、私は、後者が、昔より簡単に使われることに危機感を覚えます。それが子どもたちにも広がっていることを恐ろしく思います。
私が幼いとき、記憶にある限り、後者を使う友人に出会ったことはありませんでした。
オリンピックが始まって 選手への誹謗中傷が問題になっていますが、
その言葉を人に投げかける前に、
言葉が相手に与える衝撃を、
想像できていないんだろうな
そして、自分が言われたらどう思うかを
まず、考えることがないのだろうな・・・
と、ため息が出ます。
世界ではいろんなことが起こって、いろんなことが混とんとしていて
何が正しくて、何が間違っているのか、分からなくなることが多いけれど
そんな今だからこそ、
自分たちの言動に心を配ること
自分たちのできることを1つ1つ続けること
の大切さを思い知ります。
1人でも、
人から人へ
できることをする姿勢、続けていきたいです。
それが日々の平穏と社会の平和につながると信じて。