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25周年に向けて ①
猫騒動がとりあえず、一段落ついたので、さぁ、改めて本業に邁進です。
2025年3月に寺子屋かめいは25周年を迎えます。ここ数年、その25周年を無事迎えられるかどうかを考える日々が続いています。
それは、寺子屋が「進学塾」ではなく「学習塾」を、「英会話」ではなく、「英語」を教えること、そして、「成績を上げる」のではなく、「学力をつける」ことを目標とし、また、子どもたちの居場所の1つでありたいと願うからです。
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コロナ禍前から気が付いてはいたけれど、コロナ禍で明らかに表面化した日本の教育現場と子どもたちの育つ場所における「大人の都合主義」に、私自身、戸惑うことが多くて、自分のしていることは、果たして子どもたちのためになっているのだろうか、何をすればよいのだろうかと、考え続けてしまっています。
そこで、今のところ、来年の4月から25周年までの間、時間をかけて小学生対象の放課後宿題講座を月曜日にも拡大して、週5日+必要であれば土曜日も使ってもらえるようにする方向で考えています。中学生にも学習部屋みたいなものを提供できれば・・・とも思っています。
小学生の間にきちんと学習の習慣、学習の姿勢を整えていけば、こんなに中学生、高校生が、塾、クラブ、学校行事に追われて、自分のことだけで忙しない生活をし、大学に行ってまで「勉強しているつもり」の勉強中心の生活を送ることもないのではないかと思うのです。
子どもたち、そして、若者に、もう少し、自分たちの住む社会に目を向けて、学ぶ姿勢と広い視野を持ってほしいと願うのです。少なくとも、受験、就職など人生の岐路に立ち、その制度、仕組み、社会の情勢を自分たちで理解をして、その上で進路を選び、次のステップを考えられる若者になってほしいのです。
理想ばかり言っているように聞こえるかもしれないけれど、今、何かを変える努力を私たちがしないと、大人の都合に振り回され、そのしわ寄せに苦しみ、希望を失っていく子どもたちが増える一方で、本当に行き詰まってしまうように思うのです。
そんな思いや、そのためにしていることを少しずつこちらでも書いていきたいと思っています。
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