保護猫たちの行方・・・③
最後に残っていた2匹の猫たちの出発日が決まった。
寺子屋にいるのはあと2日となった。土曜日の今頃に、最後の1匹が寺子屋を後にするだろう。
4週間ー長いようで短かった。短いようで長かった。
様々なことに思いを巡らす1か月足らずの日々だった。
猫に、いつもと違う表情を見せる中学2年生の女の子。猫で、ルールを覚える小学2年生くん。なんだかんだと暴言を吐きながらも興味津々の中学3年生くん。意外と講師やアシスタントたちが授業の前、授業の後にケージを覗いていく様子も、ほほえましかった。
「4匹ぃ???」
庭に捨て猫がいて面倒を見ているという話をすると、言われた。でも、今から考えると、4匹いてくれたから4匹とも無事、引き渡せる状態まで世話ができたのだと思う。
小さな命だけれど、とても力強いと思った。お母さん、お父さんもいないところで、しかも異星からきたのかと思うような生きものに世話をされ、それでも助け合い、そして、身を任せてすくすくと育つ彼らは、かわいらしいだけではなく、強いと思った。
引き渡し先の家庭で、幸せになってほしいと思う。
そして、改めて犬派だと実感した私は、日曜日から、本来の息子くんのもとに戻りたいと思う。笑 おそらく彼は、我が家に来てから一番のストレスフルな1か月を過ごしたのだと思う。
そういえば、猫たちの様子 寺子屋のインスタグラムでも紹介しています。よろしければ、見てみてください。
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