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ときどき考えること ⑬
一昨日、高校3年生と選挙の話をした。
「行くつもりだけれど、誰に投票すればよいのかわからない」
と、言っていた。
それで、良いんだと思う。とりあえず、今回は、わからないなりに考えて、投票する。
その後の意識が変われば、良いのだと私は思っている。
ー投票しても変わらない。
という人がいるけれど
ー投票しないと変わらない。
そして、その「変わる」はまずは自分の考えが変わるのだと私は思っている。
投票しても変わらないのなら、とりあえず、投票してみたら?
そんなに大きな意味がないと思うんだったら、とりあえず行ってみ・・・と
私は思う。投票したのに変わらないという主張なら、百歩譲って理解できても、する前から変わらないと決めつけるのは、どうなのだろう・・・
と、思うのだ。そして、
自分が投じた1票の向かった先が、その後どうなったかを見つめていく姿勢をとるようになる、それが大切だと思う。
私は27歳になる少し前から1年ほど、県議会議員後援会事務所で働いていた。
そのとき、改めて、政治とは「多くの人の妥協点を見出すこと」であり、世の中はそんなに簡単に変わらないことを思い知った。
政治家個人の資質の問題ではなく、その人1人を当選させて議会に送り出すために、どれだけ多くの人が動き、どれだけたくさんの思いー大義だけではなく私利私欲も含めてーが詰まっているのか
を目のあたりにして
県議会ですら、こりゃ簡単に世の中は変えられないと実感したものだった。
それで良くはなくても、それもそのはずなのだとも思った。
今目の前にいる人たちだけではなく、先人たちの思いまでのせた制度なのだから。
だけど、「変えられる」と信じることから物事は始まる。
変わろうと思うこと
変えようと思うことから物事は始まるのだ。
27歳のときの私より、今の私の方がそう思っている。
You must be the change you want to see in the world.
あなたが世界で見たいと思う変化に、自分自身がなりなさい。
若者たちには、とりあえず選挙に行って、選挙ってこんなものだと実感してきてほしいと思っている。
自分の姿勢を変えることから始めてほしい。
だから、私は、こんな基準で投票するということだけ、ちょっと伝えておくことにしている。
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