見出し画像

自分たち自身のSDGsを考える ②

先日、会った同級生が、

洗濯物を干す場所に行く通路に蜘蛛の巣が張っていて、そこを通りたくなかったから、干さずに出勤して、帰宅した夫に対処をお願いした

と、言っていて驚いた。 笑

ーえ、小枝かなんか持って、巣をとりのぞけばいいだけじゃない?

と、私。

それぞれが対処しなければ、庭を歩けないかもしれない我が家では考えられない出来事だなぁ~と考えると苦笑するしかなかった。

最近、虫に関するそんな不思議な話を聞くことが多くなった気がする。

生徒に世の中の虫すべてをゴキブリとハエだったかの2種類に分類する生徒がいて、カナブンってゴキブリですよねと言われて、笑ってしまったこともある。

たしかに、危険な虫が身近で発見されることや、外来の虫も増えているけれど、こんなに身近にいる虫たちを知ろうとせずに悪者にしてしまうのも、逆に危険なのではないかと思う。

もうそろそろ30歳になろうとしている青年たちが高校生だったとき、、ふっと目を向けた女の子のTシャツの胸元にカナブンがくっついていたことがある。ちょうどTシャツの柄に合っていて、一瞬、あれ?という感じだったのだけれど、虫がついていることを彼女に知らせたら、両隣にいた男子たちが動揺して、さっと後ずさった。彼女自身は黙ってスタッと立ち上がり、窓のところに行き、窓を開け、カナブンをパパっと払い落とし、何事もなかったかのように、席に戻ってきた。

男子2人と対照的な女子の行動が頼もしかった。

そんな頼もしく、たくましい子が増えてくれると嬉しい。そのために、現在再構築中のビオトープも我が家の庭もうまく活用したい。

いいなと思ったら応援しよう!

Terakoya Kamei
いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>