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2023年を振り返る ④

コロナ禍の前から私を知っている人たち、教え子たちには有名なのだけれど、私はONE OK ROCKが好きだ。

今年は名古屋から始まったLuxury Diseaseのツアーの2日目に参戦。コロナ禍の始まりに、延期のあとに中止された名古屋のライブのリベンジだった。

そういえば、そこでのボーカリストのTakaの発言にわだかまりを感じたことを11月に発売されたDVDを見て思い出した。

ー怖いって年とった証拠なんだよね。

から始まったMCは・・・

ー年を普通に重ねれば、まっすぐ生きていれば怖いもんなんてない
ー後ろめたいことをしてきているから、怖い
ー恐れは自分との闘いだから、それに負けるな

というような話に続いていった。

怖いって、年をとった証拠ー

それは、認める。その通り!!!

でも、まっすぐに、真面目に生きていれば生きるほど、年をとれば守るべきものが増え、怖くなることが増える

年を重ねて、多くの人と関われば、後ろめたいこと1つや2つ(いや、もっと 笑)あるはずだ

何事にも恐れず、恐れを自分の問題として解決ができると思うのは、自分のことだけを見ていれば良い人たちの特権だ

だから、若いうちは、何にも恐れず、したいことをすればいいー
そして、失敗も成功も経験として自分の糧にすればいいー

でも、年を重ね、その経験を積めば、恐れに気づくことは自然なことであり、年をとるってことは、その恐れへの対処も少しずつ上手にできるようになるということだ。

そんな風に考えていた私は、

ちょっと違うよ、君。
まだ、30代半ば、青いな・・・なんて思って帰ってきたのだった。

私は、自分と闘い、恐れを克服してライブ参戦を決めたわけじゃないー

ただ、その恐れを一緒に引き受けてくれる仲間がいて、その仲間に背中を押してもらえたから行けたライブだった。

受験の前半が無事終わった時期にしても、まだ後半があって、うろめたさもあったよ。

マスクを二重にして 笑
帰ってきて、手洗いをして、頭の先から足の先まで着ていたものを洗濯して・・・笑

そんなことがあったなぁ・・・と、

今年の振り返りに、この話題も入れておくことにした。

それでも、最近、いろいろと思うことはあっても、あの歌声を聞けば、とりあえずそれだけで癒されるー私の日々が、これからも続くなぁと何度もDVDを見ながら思っている。

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Terakoya Kamei
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