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私の仕事

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2000年3月に開校した寺子屋かめいも、2025年3月には25周年を迎えます。そのための準備を進めたいと思っています。その一つとして、私の思いや寺子屋でのエピソードをまとめていき…
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2025年2月の記事一覧

学習塾にできること 25周年に向けて ⑤

高校生のテスト前の復習のプリントで、 「mental」の意味と品詞を聞いたら、意味に「肉体的な」 品詞に「名詞」と書いてあって、頭を抱えた。 メンタルなんて、日本語でもいうだろうに・・・ しかも「肉体的な」というような名詞って何のことだろう・・・ と・・・。 一方で、こんな極端な例をあげなくても、子どもたちが「机上で学んだこと」と実生活を結びつけ、想像することが苦手になっているというか、できなくなっていると感じることは、毎日のようにある。 そして、親御さんたちのその

いつも思っていること

受験シーズンも終盤だけれどー 毎年、悩ましいなと思うのは、入試に受かったら勉強しなくて良いと思っているような言動をする生徒たちへの対応。 中学入試にしても 高校入試にしても 大学入試にしても 通過点で、これから1つ上の段階の学習が始まるスタート地点に立つ権利をようやくもらっただけなのにー 合格すると もう勉強しなくて良い・・・と思ってしまって、タガが外れてしまう これからが大事なのに 特に高校受験ー 中学の勉強と高校の勉強は雲泥の差があるのに それは、大人た

学習塾にできること 25周年に向けて ④

中学生、高校生の皆さん 自分でしっかり考えずに、流されていませんか。 本来は自分で考えなければいけないことまで、塾の先生に考えてもらい、 本当は自分でしなければいけないことまで、お母さんやお父さんにしてもらって 当たり前だと思っていませんか。 自分は勉強とクラブ、自分のことばかりしていてそれなりの成績を修めていれば良いー そんな風に思っていませんか。 そして、同時に、そういう現状に違和感を抱いていませんか? その違和感を、「みんなそうだから」と言い訳して打ち消し

英語の長文を読んで・・・

昨日、高校3年生と一緒に読んだ英文に 1950年のサッカーのワールドカップのブラジルの敗北を「広島のような大惨事」と表現した作家の言葉が出ていた。 夜、高校1,2年生の補習授業で 「パリってロンドンにあるんやったっけ?」と聞いてきた生徒がいた。 ・・・(._.)(._.)(._.) 数年前の高校3年生にアメリカ合衆国が南北アメリカ大陸に広がっていると思っている生徒がいた。 昨日の高校3年生の授業では、英文をもとに 「社会科」の授業の大切さや、異文化交流の中で、相