余分に6万円を払い、使いづらいMacBookを買った話。
先日、一時帰国をしていました。
帰国の目的は、「仕事」です。いいパフォーマンスができることを、第一に考える。そこはブレません。しかしながら、せっかく日本に帰るんだ。楽しまなきゃ損だ!
幸運なことに、会いたい人にたくさん会うことができた。さらには、日本食だってたくさん食べれた。一人焼肉を皮切りに、お刺身、秋刀魚、明太子、串カツ、鮨…… ロンドンでも食べれるんだけどね。高すぎるんだよ(涙)
……最高!!!!!
仕事をして、会いたい人にとことん会って、美味しいご飯をたらふく食べて。我ながら、とても有意義な一時帰国にできたんじゃないかな?
よーし、またロンドンで頑張ろう。
とても前向きな気持ちで、再びロンドンに向かう飛行機に乗り込みました。事件は、そこで起こった……
寺田、ロンドンでMacを買う(涙)
日本からロンドンへは、もちろん直行便が出ていますが、所要時間、なんと驚異の15時間弱(汗) 現在、世界情勢の関係でロシア上空を飛ぶことができず、北極の方をグルッと回っていく必要があるため、余分に2時間くらいかかってしまうんですよね。
よく飛行機を利用している方だと思いますが、フライトって、10時間を超えてくると、辛さレベルがグググッと上がる。しかもこのプラス2時間が、結構身体に堪える。
だからこそ、飛行機の中でどう過ごすか、どう過ごせるかっていうのは、降りてからの生活のためにも、とても大事なわけです。到着時刻が現地時間の夕方だったので、降りてから少し活動できるよう、ベストは寝過ぎず、程よく体力を残しながら過ごすことだった。
離陸後すぐの食事を終え、少し寝て、Netflixでお気に入りのドラマを観て。いい感じに過ごし、7時間くらいが過ぎたころだったかな。
「少し、仕事でもするか」と、パソコンを開いた。しかし、なぜかその瞬間に、強い睡魔に襲われてしまって。「まあいい、一回寝てから仕事をしよう」と、一度開いたパソコンをすぐに閉じて、しばらく寝たんです。
わたしは、飛行機の中ではなかなか連続して寝れないので、だいたいは、1時間で目が覚めちゃう。この時も、1時間くらいで目が覚めた。
「今度こそ、仕事をするか」
パソコンを開く。すると、画面の左側に、見知らぬ黒い影が見えるではないか。画面の4分の1ほどが、この黒い影に覆われてしまっていた。Finderとか、一番左端の上にあるリンゴマークとか、見事に使えない……!!!
不調か? と思い、再起動を試みる。
……が、状況は変わらず。
パ、パソコン壊れたー!!!!!!!!!
そうなのです、飛行機の上で、パソコンが壊れてしまいました(涙)
今振り返っても、マジでなんでなんだろう(涙)
「え、え? どうしよ!」と、なんともやりきれない思いを抱えながらの、残りの7時間ほどのフライトは、言葉にできない辛さでした……ええ……(涙)
UK版キーボードのMacBook Air、デビュー
ロンドンに着いてから改めて確かめると、画面が壊れているだけだったので、外部出力でモニターに繋げば、使うことはできるようだった。しかし、それでは持ち運びができないし、何より、めちゃくちゃ不便。
新プロジェクトも動き始めたタイミングでのこれは……(涙)
ということで到着した次の日、泣く泣く、Apple Storeへ向かうことに。
当たり前だが、接客は全部英語。それだけで一大ミッションなのに、高額の買い物をしなきゃいけないなんて。とほほ。
わたしの英語力を全投入した結果、得られた情報は以下だった。
修理は約9万円
わたしが買うべきスペックは、約1250£
日本では20万円弱で買えるものを、25万円以上で買うことになる
即日手に入れるには、Apple Storeで買うしかない
Apple Storeで買えるのは、UK版キーボードのみ
オンライン購入すると、多言語版のキーボードを買うことが可能
しかし、日本語版は対象外(汗)
日本語版キーボードを買う方法は、帰国時に購入するか、誰かに購入してもらって船便で送るかの2択しかない
……なるほど、なるほど(^ ^)
とりあえず一旦帰宅し、UK版キーボードについて調べてみる。すると出てくるのは、「使いづらい」という記事ばかりだった。しかし次の帰国は、その構想すらまだない。さらに日本から送ってもらうなんて危険だし、ましてや送るのにいくらかかるんだ?
パソコンがなくては、仕事にならんしなあ。ということは……
次の日、改めてApple Storeに向かったわたしは、6万円を余分に支払い、使いずらいと有名なUK版キーボードのMacBookを購入したのでした(涙)
実はこの記事、新しいMacで書いています。
まあ、6万円のことを水に流せば、新しいMacは、もちろん最高ですよ。6万円を水に流せばですけどね。
ひとまず、UK版キーボードの使い心地は、こんな感じ。
「かな」「A」の切り替えボタンの位置が、絶妙に使いづらい。
鍵カッコが、想像以上のトラップ。この位置、使いづらすぎる……
「1」が一番端にないのも、よく打ち間違える。
充電器もそっか、そらイギリス仕様か。デカ過ぎ。
前日まで、なんなら7時間前まで、日本にいたのになああああ(涙)
結果、とほほな思い出が残る、一時帰国となったのでした(涙)
まあ、全編英語で接客を受けて、パソコンを買えたんだ。スペックに関すること、どんなパソコンが買えるのかどうかなど、英語で聞き取ることができたと思えば、だいぶと進化できたんじゃないでしょうか。
それが分かっただけでも、よかったとしよう(涙)
しよう……するんだ、わたし……!!!(涙)
ほな、また。