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【毎日note1454日目】死ぬほど楽しい思い出と、寂しいお別れの場面と。

おはようございます☺︎
Etoile Pilates 寺田マリです。

昨日は銭湯帰りに家で久しぶりに"Lost in Translation"を観ていた。

公開は2003年…つまりもう21年も前の映画なんだよね。

描かれている東京の街は、あれから20年も経てば様変わりして。

どこでも当たり前に煙草を吸っても平気だったりとか。

なんかすごく、この20年て変化の激しい期間だったのかなぁとしみじみしてみたり。

でも、ずっと変わらないのは、トウキョウという独特の文化を発信している側面で。

相変わらずストーリーも、台詞回しも、ファッションも…20年たった今見てもずっと好き。

なんで久しぶりに見たくなったかというと、しばしお別れしなければならない友人がいて。

先日夜中にずっとFaceTimeで話しながらお酒飲んでて。

きっとまた会えると思うんだけど、もしかしたらもう会うこともないのかもしれないなぁと。

そんなことを考えてたら、ふと"Lost in Translation"を観たくなっていた。

一緒に過ごした時間は僅かでも、それが最高に楽しかったら、付き合いの長さとかは関係なくて。

別れ際の寂しさも、なんだかひとしおで。

それに、いつでも会える存在なら、こんなに楽しいと思わなかったかもしれないし。

もう会えないかもしれないからこそ、味わえた楽しさだったのかもしれないなとか。

いろいろ考えていたら、やっぱり"Lost in Translation"のストーリーに行きたいてしまった。

なんであの映画がずっと好きです離れられないのかが、今回の友達との別れでよくわかった。

わたしの生きてきた時間の中には、きっと作品中で描かれている出会いと同じものがたくさんあるからなんだ。

どこにも属すことなく、自分の世界を大切に生きてくると、群れていたら経験しないような人やものとの出会いがたくさんあって。

その分だけ、お別れも多くなって。

あの映画のストーリーみたいなことも、リアルに経験して、もはや他人事ではなくなっている。

だからきっと、そのお別れを思い出す度にあの映画が懐かしくなるし、日本では酷評も多かった作品だけど、私はずっと好きなんだと思う。

またきっと、この映画を見たくなるタイミングはかならず訪れる。

その度にまた、死ぬほど楽しかった時間と別れ際の寂しさを思い出すんだろう。


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寺田マリ
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