羊文学~新世代オルタナバンド~


村上春樹とか読むよ。

僕が学生だった頃、どんな本読むの?と訊かれたら、とりあえずそう答えておけば良かった。
村上春樹という名前を出せば、なんかよくわからんけどセンス良さそうという印象を与えることができた。

そんな村上春樹の小説にたびたびモチーフとして登場するのが「羊」だ。

はじめて羊文学というバンド名を見たとき、僕はすぐに村上春樹をイメージした。きっとセンスの良いバンドに違いない。(実際は村上春樹とあまり関係ないw)


ソニック・ユースやピクシーズを彷彿とさせるのっぺりとしたギターリフが懐かしくあり、今聴くと新鮮でもある。やはりセンスがいい。

かつてのオルタナバンドは退廃的で気怠い印象が強かった。
セックスやドラッグ、自殺、過激な歌詞を鬱々と綴っているものが多かった。実際に拳銃自殺した人もいた。←有名

まぁ、オルタナティブロックというジャンルは、いわば若者の特権のような音楽だったのだ。
しかし、羊文学というバンドは、その透明感のある歌声、ノスタルジックな歌詞の世界観、どれをとってもかつてのオルタナバンドたちとは一線を画している。


実際、最近の羊文学の勢いはすごい。
ライブもどんどん上手くなっているし、コロナの影響もあるなか8月にメジャーデビューも決まった。すごい。

最近、ボーカルの塩塚モエカさんが金髪にしてビジュアルもイケイケ。
(大物になるバンドのフロントマンって初期に金髪にしてる印象。ほぼレディオヘッドのトム・ヨークの印象なんだけどw)
ちなみにドラムの方は男です。

最後にメジャーデビューシングルをどうぞ。ではまた!


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寺田カンフー
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