スマホでMVを撮ってみた話
年明けに高校時代の友人とメールしていて、何か面白いことやりてえなぁと、大学生みたいなことをつぶやきあった。お互い既に30過ぎである。
なかなか重い腰は上がらないものだが、空白の2020年、長い自粛があったからか思いのほか話がとんとん進んで、一緒にヒップホップユニットをやることになった。
その結果誕生した曲がこれである。
友人は尺八が吹けるので、尺八をメインにトラックを作ってラップを乗せた。
MVも作ろうということになったのだが、完成した映像を見て愕然とした。
2年前に買ったビデオカメラで撮影したのだが、(フルHDと書かれていた)画質が悪すぎる。黎明期のYOUTUBEであるw
負けず嫌いなのでリベンジ
悔しかったので、自分のオリジナル曲のMVを作ってリベンジすることにした。
まず、画質である。どうにか改善できないものか。
比べてみたら自分の持っている3万円の中国産のスマホの方が画質が奇麗だった。(スマホすげー)
そして、参考にする動画を決めた。音楽を作るときにもリファレンスといって、参考曲を用意するものなのだ。
最近超人気の舐達麻さんのMV。もちろんプロが撮っているのだろうが、大胆なカメラワークや特殊効果がないし、真似できる部分が多い。
この動画を分析して分かったことは以下の通り、
①動いているものを撮る
②3秒くらいで切り替わる
③遠近の画を混ぜる。
瞬きの間隔くらいで映像が切り替われば、たいしてすごい映像でなくても、人は脳が興味を示す。
流行りのティックトックを見ていてもどんどんコンテンツが秒単位で切り替わっていく。現代人は情報過多で集中力がなくなっているのだ。せいぜい意識を集中できるのは1分くらい。YOUTUBEなんかでも30分を超えるの動画を再生するのは躊躇してしまう。
その結果できた動画がこれである。なかなかそれっぽくできた。
全て家の中で撮影したので、後半は尺が足りず前半の映像を使いまわしているw
もう少し時間をかければもっと良いものができると思う。