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自己発信力を高める英文法。第67回「代名詞①」(前半)
「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
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代名詞①(前半B151~B155)
STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
B151 インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( ) you want on the Internet. (空所補充)
<解説>
インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( anything ) you want on the Internet.
<解説>
anything は肯定文で「何でも」という意味を表します。問題文は買おうと思えば「本でも、服でも、お菓子でも、何でも」ネットで買えるという意味合いです。このとき特定の物品は念頭にありません。これに対して everything は特定の複数の物品をまとめて「(一度に)全部」という感じです。例えば小屋の修理を計画している相手に向かって、今あなたが欲しい「金槌と釘と木材とペンキは全部」インターネットで買えるよという場合は everything を用います。
<語句>
on the Internet「インターネットで」
B152 誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( e) can be allergic to anything at any time. (空所補充)
<解答>
誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( Anyone ) can be allergic to anything at any time.
<解説>
anyone は肯定文で「誰でも」という意味を表します。これは「A君でも、B君でも、C君でも、誰でも」そうなる可能性があるという意味合いです。このとき特定の人は念頭にありません。これに対してeveryone は特定の集団を念頭に置いて「(一度に)全員」という感じなので、この文には不適です。例えば「昨日の検査で会社の人は全員陽性だった」と言うなら everyone を用います。肯定文の anything は「全部」ではなく「卵でも、エビでも、イカでも、何でも」という意味合いです。at any time は「常に」ではなく「いつなんどきでも」という意味です。
<語句>
can ~「~する可能性がある」(一般的論理的可能性)
B153 彼は料理のことは何も知らないようです。
He doesn't seem to know ( ) about cooking. (空所補充)
<解答>
彼は料理のことは何も知らないようです。
He doesn't seem to know ( anything ) about cooking.
<解説>
anything は否定文で「何も、少しも」という意味を表します。問題文は「魚の焼き方も、野菜の炒め方も、パスタのゆで方も、何も」知らないという意味合いです。
<補足>
any の語源は「1つ」という意味なので、any・anything・anyone は不特定のもの1つひとつ(1人ひとり)に意識を向ける感覚です。この感覚を以下の肯定文・否定文・疑問文・条件節に当てはめて考えると、
① You can buy anything.(肯定文)
「あれも、これも買うことができる」➡「何でも買うことができる」
② I don’t buy anything?(否定文)
「あれも買わない、これも買わない」➡「何も買わない」
③ Do you buy anything?(疑問文)
「あれとか、これとか買いますか」➡「何か買いますか」
④ if you buy anything(条件節)
「あれとか、これとかを買うなら」➡「何か買うなら」
<語句>
seem to ~
「~であるように思われる」
don't seem to ~
「~でないように思われる」(seem not to より一般的)
<言換>
He seems to know nothing about cooking.
B154 彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( e) to turn to for help. (空所補充)
<解答>
彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( anyone ) to turn to for help.
<解説>
anyone は否定文で「誰も、1人も」という意味を表します。問題文は頼れる人が「誰一人としていない」という意味合いなので次のように言い換えることができます。
<言換>
He had no one to turn to for help.
He had nobody to turn to for help.
<語句>
turn to ~「~に頼る、~にすがる」
for ~「~を求めて」
B155 彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( ) of them died from overwork and starvation. (空所補充)
<解答>
彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( Most ) of them died from overwork and starvation.
<解説>
mostは「大部分、大半」という意味の代名詞です。しばしば most of ~ の形で用い、後に特定のものを表す名詞や代名詞(目的格)が続きます。
<区別>
① most of the children「その子供たちの大半」(most は代名詞)
② most of them「彼らの大半」(most は代名詞)
③ most people「たいていの人」(most は形容詞)
③の場合は不特定のものを表す名詞が続きます。
<語句>
die from ~「~で死ぬ」(= die of)
starvation「餓え、飢餓」
STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。
B151 インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( ) you want ( ) the Internet. (空所補充)
<解答>
インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( anything ) you want ( on ) the Internet.
<解説>
anything は肯定文で「何でも」という意味を表します。問題文は買おうと思えば「本でも、服でも、お菓子でも、何でも」ネットで買えるという意味合いです。このとき特定の物品は念頭にありません。これに対して everything は特定の複数の物品をまとめて「(一度に)全部」という感じです。例えば小屋の修理を計画している相手に向かって、今あなたが欲しい「金槌と釘と木材とペンキは全部」インターネットで買えるよという場合は everything を用います。
<語句>
on the Internet「インターネットで」
B152 誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( e) can be allergic to ( ) at any time. (空所補充)
<解答>
誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( Anyone ) can be allergic to ( anything ) at any time.
<解説>
anyone は肯定文で「誰でも」という意味を表します。これは「A君でも、B君でも、C君でも、誰でも」そうなる可能性があるという意味合いです。このとき特定の人は念頭にありません。これに対してeveryone は特定の集団を念頭に置いて「(一度に)全員」という感じなので、この文には不適です。例えば「昨日の検査で会社の人は全員陽性だった」と言うなら everyone を用います。肯定文の anything は「全部」ではなく「卵でも、エビでも、イカでも、何でも」という意味合いです。at any time は「常に」ではなく「いつなんどきでも」という意味です。
<語句>
can ~「~する可能性がある」(一般的論理的可能性)
B153 彼は料理のことは何も知らないようです。
He ( ) seem to know ( ) about cooking. (空所補充)
<解答>
彼は料理のことは何も知らないようです。
He ( doesn't ) seem to know ( anything ) about cooking.
<解説>
anyone は肯定文で「誰でも」という意味を表します。これは「A君でも、B君でも、C君でも、誰でも」そうなる可能性があるという意味合いです。このとき特定の人は念頭にありません。これに対してeveryone は特定の集団を念頭に置いて「(一度に)全員」という感じなので、この文には不適です。例えば「昨日の検査で会社の人は全員陽性だった」と言うなら everyone を用います。肯定文の anything は「全部」ではなく「卵でも、エビでも、イカでも、何でも」という意味合いです。at any time は「常に」ではなく「いつなんどきでも」という意味です。
<語句>
can ~「~する可能性がある」(一般的論理的可能性)
B154 彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( e) ( ) turn to for help. (空所補充)
<解答>
彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( anyone ) ( to ) turn to for help.
<解説>
anyone は否定文で「誰も、1人も」という意味を表します。問題文は頼れる人が「誰一人としていない」という意味合いなので次のように言い換えることができます。
<言換>
He had no one to turn to for help.
He had nobody to turn to for help.
<語句>
turn to ~「~に頼る、~にすがる」
for ~「~を求めて」
B155 彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( ) ( ) them died from overwork and starvation. (空所補充)
<解答>
彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( Most ) ( of ) them died from overwork and starvation.
<解説>
mostは「大部分、大半」という意味の代名詞です。しばしば most of ~ の形で用い、後に特定のものを表す名詞や代名詞(目的格)が続きます。
<区別>
① most of the children「その子供たちの大半」(most は代名詞)
② most of them「彼らの大半」(most は代名詞)
③ most people「たいていの人」(most は形容詞)
③の場合は不特定のものを表す名詞が続きます。
<語句>
die from ~「~で死ぬ」(= die of)
starvation「餓え、飢餓」
STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。
B151 インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( ) ( ) want ( ) the Internet. (空所補充)
<解答>
インターネットでは欲しいものは何でも買うことができます。
You can buy ( anything ) ( you ) want ( on ) the Internet.
<解説>
anything は肯定文で「何でも」という意味を表します。問題文は買おうと思えば「本でも、服でも、お菓子でも、何でも」ネットで買えるという意味合いです。このとき特定の物品は念頭にありません。これに対して everything は特定の複数の物品をまとめて「(一度に)全部」という感じです。例えば小屋の修理を計画している相手に向かって、今あなたが欲しい「金槌と釘と木材とペンキは全部」インターネットで買えるよという場合は everything を用います。
<語句>
on the Internet「インターネットで」
B152 誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( e) can be allergic to ( ) at ( ) time. (空所補充)
<解答>
誰でも、いつでも何にでもアレルギーになる可能性があります。
( Anyone ) can be allergic to ( anything ) at ( any ) time.
<解説>
anyone は肯定文で「誰でも」という意味を表します。これは「A君でも、B君でも、C君でも、誰でも」そうなる可能性があるという意味合いです。このとき特定の人は念頭にありません。これに対してeveryone は特定の集団を念頭に置いて「(一度に)全員」という感じなので、この文には不適です。例えば「昨日の検査で会社の人は全員陽性だった」と言うなら everyone を用います。肯定文の anything は「全部」ではなく「卵でも、エビでも、イカでも、何でも」という意味合いです。at any time は「常に」ではなく「いつなんどきでも」という意味です。
<語句>
can ~「~する可能性がある」(一般的論理的可能性)
B153 彼は料理のことは何も知らないようです。
He ( ) seem ( ) know ( ) about cooking. (空所補充)
<解答>
彼は料理のことは何も知らないようです。
He ( doesn't ) seem ( to ) know ( anything ) about cooking.
<解説>
anything は否定文で「何も、少しも」という意味を表します。問題文は「魚の焼き方も、野菜の炒め方も、パスタのゆで方も、何も」知らないという意味合いです。
<補足>
any の語源は「1つ」という意味なので、any・anything・anyone は不特定のもの1つひとつ(1人ひとり)に意識を向ける感覚です。この感覚を以下の肯定文・否定文・疑問文・条件節に当てはめて考えると、
① You can buy anything.(肯定文)
「あれも、これも買うことができる」➡「何でも買うことができる」
② I don’t buy anything?(否定文)
「あれも買わない、これも買わない」➡「何も買わない」
③ Do you buy anything?(疑問文)
「あれとか、これとか買いますか」➡「何か買いますか」
④ if you buy anything(条件節)
「あれとか、これとかを買うなら」➡「何か買うなら」
<語句>
seem to ~
「~であるように思われる」
don't seem to ~
「~でないように思われる」(seem not to より一般的)
<言換>
He seems to know nothing about cooking.
B154 彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( e) ( ) turn to ( ) help. (空所補充)
<解答>
彼には頼れる人が誰もいませんでした。
He didn't have ( anyone ) ( to ) turn to ( for ) help.
<解説>
anyone は否定文で「誰も、1人も」という意味を表します。問題文は頼れる人が「誰一人としていない」という意味合いなので次のように言い換えることができます。
<言換>
He had no one to turn to for help.
He had nobody to turn to for help.
<語句>
turn to ~「~に頼る、~にすがる」
for ~「~を求めて」
B155 彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( ) ( ) them died (f ) overwork and starvation. (空所補充)
<解答>
彼らの大半は過労と飢えで死にました。
( Most ) ( of ) them died ( from ) overwork and starvation.
<解説>
mostは「大部分、大半」という意味の代名詞です。しばしば most of ~ の形で用い、後に特定のものを表す名詞や代名詞(目的格)が続きます。
<区別>
① most of the children「その子供たちの大半」(most は代名詞)
② most of them「彼らの大半」(most は代名詞)
③ most people「たいていの人」(most は形容詞)
③の場合は不特定のものを表す名詞が続きます。
<語句>
die from ~「~で死ぬ」(= die of)
starvation「餓え、飢餓」
<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。