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自己発信力を高める英文法。第70回「代名詞②」(後半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。

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代名詞②(後半B166~B170)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

B166 私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are different from (          ) of our parents. (空所補充)





<解答>
私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are different from ( those ) of our parents.

<解説>
英語では「私たちの生活様式」の比較の対象は「私たちの親」ではなくて「私たちの親の生活様式」でなければなりません。このとき the lifestyles の代わりに用いるのが thoseです。B156 の that が単数名詞の代用であるのに対して、この those は複数形の名詞の代用です。

<語句>
be different from ~「~と異なる」



B167 私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  One is a collie and the (          ) is a poodle. (空所補充)





<解答>
私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  One is a collie and the ( other ) is a poodle.

<解説>
飼っている犬が2匹いるとき「一方、片方」を one で表します。「もう一方、もう片方」は the other「他のもの」で表します。

<補足>
2匹の犬を 😃 😍 だとします。このとき one「一方、片方」を 😃 だとすると、「もう一方、もう片方」は必然的に 😍 に特定されます。したがって other「他のもの」には定冠詞の the が付きます。



B168 私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to keep up with the (          ). (空所補充)





<解答>
私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to keep up with the ( others ).

<解説>
ある集団内で自分(当人)以外の「他の人たち、残りのもの」は the others で表します。

<補足>
「私」が属する集団を 🤷‍♂️ 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ だとします。このとき「私」を 🤷‍♂️ だとすると、「他の人たち」は必然的に 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ に特定されます。したがって others「他の人たち」には定冠詞の the が付きます。逆に言うと、the が付くときは「残りの全部」を指すと言えます。

<区別>
Social media is a great way to communicate with others.
「ソーシャルメディアは人と意思疎通を図る良い方法です」
「人」とは「自分以外の不特定多数の人々」のことです。この文では特定の人々が念頭にあるわけではないし、「残りの全部」の人々でもないので、others に定冠詞の the は付きません。

<語句>
keep up with ~「~に遅れずについて行く」



B169 そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
Some say yes and (o         ) say no. (空所補充)





<解答>
そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
Some say yes and ( others ) say no.

<解説>
some …, others … は「一部は…、また一部は…」を表します。これは「…な人もいれば、…な人もいる」と訳すこともできます。

<補足>
😍😍😍 🤢🤢🤢 😎😎😎 のうち「そうだと言う人々」を 😍😍😍 だとすると、「そうではないと言う人々」は(他に無言の人々もいるため)🤢🤢🤢 なのか 😎😎😎 なのか決まらず特定できないために others「他の人たち」に the は付きません。the を付けると「残りの全部」を指すことになります。



B170 言うことと行うことは別である。
Saying is one thing, doing is (          ). (空所補充)





<解答>
言うことと行うことは別である。
Saying is one thing, doing is ( another ).

<解答>
another は「別のこと(もの)」という意味の代名詞です。A is one thing and B is another とすると「Aはひとつのこと、そしてBは別のこと」つまり「AとBは別物である」という意味を表します。

<参考>
Take one step, then another, then another.
「一歩踏み出しなさい。そして一歩、また一歩」
「目標に向かって、地道に努力を続けなさい」(比喩的意味)
代名詞の another には「別のこと(もの)」の他に「もう1つ」という意味があります。この文の another は another step 「もう1歩」のことです。

<比較> the other と another
① the other: 定冠詞の the を伴うので、
 2つあるうちの、特定の他の1つ ➡ もう一方、もう片方
② another: 不定冠詞の an を含むので、
 同種のもので、不特定の別の1つ ➡ 別のこと、もう1つ

<注意>
2つの主節は接続詞 ( and, so, but ) やセミコロン ( ; ) で結ぶのが正式です。学術的な文を書く際は、問題文のようにカンマで結ぶのは避けます。



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。

B166 私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are different from (          ) (          ) our parents. (空所補充)





<解答>
私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are different from ( those ) ( of ) our parents.

<解説>
英語では「私たちの生活様式」の比較の対象は「私たちの親」ではなくて「私たちの親の生活様式」でなければなりません。このとき the lifestyles の代わりに用いるのが thoseです。B156 の that が単数名詞の代用であるのに対して、この those は複数形の名詞の代用です。

<語句>
be different from ~「~と異なる」



B167 私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  One is a collie and (          ) (          ) is a poodle. (空所補充)





<解答>
私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  One is a collie and ( the ) ( other ) is a poodle.

<解説>
飼っている犬が2匹いるとき「一方、片方」を one で表します。「もう一方、もう片方」は the other「他のもの」で表します。

<補足>
2匹の犬を 😃 😍 だとします。このとき one「一方、片方」を 😃 だとすると、「もう一方、もう片方」は必然的に 😍 に特定されます。したがって other「他のもの」には定冠詞の the が付きます。



B168 私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to keep up with (          ) (          ). (空所補充)





<解答>
私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to keep up with ( the ) ( others ).

<解説>
ある集団内で自分(当人)以外の「他の人たち、残りのもの」は the others で表します。

<補足>
「私」が属する集団を 🤷‍♂️ 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ だとします。このとき「私」を 🤷‍♂️ だとすると、「他の人たち」は必然的に 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ に特定されます。したがって others「他の人たち」には定冠詞の the が付きます。逆に言うと、the が付くときは「残りの全部」を指すと言えます。

<区別>
Social media is a great way to communicate with others.
「ソーシャルメディアは人と意思疎通を図る良い方法です」
「人」とは「自分以外の不特定多数の人々」のことです。この文では特定の人々が念頭にあるわけではないし、「残りの全部」の人々でもないので、others に定冠詞の the は付きません。

<語句>
keep up with ~「~に遅れずについて行く」



B169 そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
(          ) say yes and (o         ) say no. (空所補充)





<解答>
そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
( Some ) say yes and ( others ) say no.

<解説>
some ~, others … は「一部は~、また一部は…」を表します。これは「~な人もいれば、…な人もいる」と訳すこともできます。

<補足>
😍😍😍 🤢🤢🤢 😎😎😎 のうち「そうだと言う人々」を 😍😍😍 だとすると、「そうではないと言う人々」は(他に無言の人々もいるため)🤢🤢🤢 なのか 😎😎😎 なのか決まらず特定できないために others「他の人たち」に the は付きません。the を付けると「残りの全部」を指すことになります。



B170 言うことと行うことは別である。
Saying is (          ) thing, doing is (          ). (空所補充)





<解答>
言うことと行うことは別である。
Saying is ( one ) thing, doing is ( another ).

<解答>
another は「別のこと(もの)」という意味の代名詞です。A is one thing and B is another とすると「Aはひとつのこと、そしてBは別のこと」つまり「AとBは別物である」という意味を表します。

<参考>
Take one step, then another, then another.
「一歩踏み出しなさい。そして一歩、また一歩」
「目標に向かって、地道に努力を続けなさい」(比喩的意味)
代名詞の another には「別のこと(もの)」の他に「もう1つ」という意味があります。この文の another は another step 「もう1歩」のことです。

<比較> the other と another
① the other: 定冠詞の the を伴うので、
 2つあるうちの、特定の他の1つ ➡ もう一方、もう片方
② another: 不定冠詞の an を含むので、
 同種のもので、不特定の別の1つ ➡ 別のこと、もう1つ

<注意>
2つの主節は接続詞 ( and, so, but ) やセミコロン ( ; ) で結ぶのが正式です。学術的な文を書く際は、問題文のようにカンマで結ぶのは避けます。



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。

B166 私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are (          ) from (          ) (          ) our parents. (空所補充)





<解答>
私たちの生活様式は私たちの親の代とは違います。
Our lifestyles are ( different ) from ( those ) ( of ) our parents.

<解説>
英語では「私たちの生活様式」の比較の対象は「私たちの親」ではなくて「私たちの親の生活様式」でなければなりません。このとき the lifestyles の代わりに用いるのが thoseです。B156 の that が単数名詞の代用であるのに対して、この those は複数形の名詞の代用です。

<語句>
be different from ~「~と異なる」



B167 私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  (          ) is a collie and (          ) (          ) is a poodle. (空所補充)





<解答>
私は犬を2匹飼っています。1匹はコリーで、もう1匹はプードルです。
I have two dogs.  ( One ) is a collie and ( the ) ( other ) is a poodle.

<解説>
飼っている犬が2匹いるとき「一方、片方」を one で表します。「もう一方、もう片方」は the other「他のもの」で表します。

<補足>
2匹の犬を 😃 😍 だとします。このとき one「一方、片方」を 😃 だとすると、「もう一方、もう片方」は必然的に 😍 に特定されます。したがって other「他のもの」には定冠詞の the が付きます。



B168 私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to (          ) up with (          ) (          ). (空所補充)





<解答>
私は他の人たちについて行こうと必死でした。
I struggled to ( keep ) up with ( the ) ( others ).

<解説>
ある集団内で自分(当人)以外の「他の人たち、残りのもの」は the others で表します。

<補足>
「私」が属する集団を 🤷‍♂️ 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ だとします。このとき「私」を 🤷‍♂️ だとすると、「他の人たち」は必然的に 🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️🤷‍♀️ に特定されます。したがって others「他の人たち」には定冠詞の the が付きます。逆に言うと、the が付くときは「残りの全部」を指すと言えます。

<区別>
Social media is a great way to communicate with others.
「ソーシャルメディアは人と意思疎通を図る良い方法です」
「人」とは「自分以外の不特定多数の人々」のことです。この文では特定の人々が念頭にあるわけではないし、「残りの全部」の人々でもないので、others に定冠詞の the は付きません。

<語句>
keep up with ~「~に遅れずについて行く」



B169 そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
(          ) say (          ) and (o         ) say no. (空所補充)





<解答>
そうだと言う人もいれば、そうではないと言う人もいます。
( Some ) say ( yes ) and ( others ) say no.

<解説>
some ~, others … は「一部は~、また一部は…」を表します。これは「~な人もいれば、…な人もいる」と訳すこともできます。

<補足>
😍😍😍 🤢🤢🤢 😎😎😎 のうち「そうだと言う人々」を 😍😍😍 だとすると、「そうではないと言う人々」は(他に無言の人々もいるため)🤢🤢🤢 なのか 😎😎😎 なのか決まらず特定できないために others「他の人たち」に the は付きません。the を付けると「残りの全部」を指すことになります。



B170 言うことと行うことは別である。
Saying is (          ) (          ), doing is (          ). (空所補充)





<解答>
言うことと行うことは別である。
Saying is ( one ) ( thing ), doing is ( another ).

<解答>
another は「別のこと(もの)」という意味の代名詞です。A is one thing and B is another とすると「Aはひとつのこと、そしてBは別のこと」つまり「AとBは別物である」という意味を表します。

<参考>
Take one step, then another, then another.
「一歩踏み出しなさい。そして一歩、また一歩」
「目標に向かって、地道に努力を続けなさい」(比喩的意味)
代名詞の another には「別のこと(もの)」の他に「もう1つ」という意味があります。この文の another は another step 「もう1歩」のことです。

<比較> the other と another
① the other: 定冠詞の the を伴うので、
 2つあるうちの、特定の他の1つ ➡ もう一方、もう片方
② another: 不定冠詞の an を含むので、
 同種のもので、不特定の別の1つ ➡ 別のこと、もう1つ

<注意>
2つの主節は接続詞 ( and, so, but ) やセミコロン ( ; ) で結ぶのが正式です。学術的な文を書く際は、問題文のようにカンマで結ぶのは避けます。


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。

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