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自己発信力を高める英文法。第23回「to不定詞②」(前半)
「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
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to不定詞②(前半A111~A115)
STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
A111 私はする事がたくさんあります。
I have a lot of things do. (to 挿入)
<解答>
私はする事がたくさんあります。
I have a lot of things ( to ) do.
<解説>
things to do は「すべきこと」という意味です。to do「すべき」は名詞の things「こと」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。things と do に着目すると、両者は目的語と動詞の関係にあると言えます。
<語句>
a lot of ~「たくさんの~」
A112 私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the kind of person give up easily. (to 挿入)
<解答>
私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the kind of person ( to ) give up easily.
<解説>
person to give up easily は「すぐに諦める人」という意味です。to give up easily「すぐに諦める」は名詞の person「人」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。person と give up easily に着目すると、両者は主語と動詞の関係にあると言えます。
<比較>
A111 は次の①と同じ構造で、A112 は②と同じ構造です。
① I have a flight to catch at 6 am.
「朝6時の飛行機に乗らなきゃいけないんです」
a flight と catch は目的語と動詞の関係
② Steve was the first to cross the finish line.
「1着でゴールインしたのはスティーブでした」
the first「最初の人」と cross は主語と動詞の関係
③ You have the right to be treated fairly.
「人は公平な扱いを受ける権利がある」
to be treated fairly は the right の内容を説明
<語句>
kind「種類」
easily「簡単に、すぐに」
A113 健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat more fruits and vegetables stay healthy. (to 挿入)
<解答>
健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat more fruits and vegetables ( to ) stay healthy.
<解説>
to stay healthy は「健康を維持するために」という意味です。これは動詞句の eat more fruits and vegetables と結びついて、その「目的」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。目的を表す to不定詞 は文頭に置くこともあります。
<語句>
fruit「果物」(複数の種類を想定する場合は可算名詞)
vegetable「野菜」(可算名詞)
stay ~「~のままでいる」
A114 私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, only find it closed. (to 挿入)
<解答>
私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, only ( to ) find it closed.
<解説>
only to ~ は「(あることをしたが)結局~しただけだった」という意味を表します。only to find it closed「結局閉館だとわかっただけだった」は動詞句の went to the library と結びついて、その「結果」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
find O C「OがCであることが分かる」
<比較>
closed「閉まっている」(形容詞)
open「開いている」(形容詞)
A115 私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was shocked see so many homeless people. (to 挿入)
<解答>
私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was shocked ( to ) see so many homeless people.
<解説>
to see so many people は「とてもたくさんのホームレスの人々を見て」という意味を表します。これは形容詞の shocked「ショックを受けて」と結びついて、その「感情の原因」を説明しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
so many「とてもたくさんの」
<考察>
① I'm happy to help.
「喜んでお手伝いします」
② I'm happy to be back in my hometown.
「故郷に帰れて嬉しい」
①と②では、happy という感情と to不定詞 の表す行為の順序が異なるという疑問を抱くかもしれません。しかし、①では help するという行為に対して嬉しいと感じ、②では be back in my hometown したという行為に対して嬉しいと感じています。to の起源は前置詞ですから「~に向かって、~に対して」というその本質は①も②も変わりません。
STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。
A111 私はする事がたくさんあります。
I have a ( t) of things ( ) ( ). (空所補充)
<解答>
私はする事がたくさんあります。
I have a ( lot ) of things ( to ) ( do ).
<解説>
things to do は「すべきこと」という意味です。to do「すべき」は名詞の things「こと」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。things と do に着目すると、両者は目的語と動詞の関係にあると言えます。
<語句>
a lot of ~「たくさんの~」
A112 私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the kind of ( ) ( ) ( e) up easily. (空所補充)
<解答>
私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the kind of ( person ) ( to ) ( give ) up easily.
<解説>
person to give up easily は「すぐに諦める人」という意味です。to give up easily「すぐに諦める」は名詞の person「人」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。person と give up easily に着目すると、両者は主語と動詞の関係にあると言えます。
<比較>
A111 は次の①と同じ構造で、A112 は②と同じ構造です。
① I have a flight to catch at 6 am.
「朝6時の飛行機に乗らなきゃいけないんです」
a flight と catch は目的語と動詞の関係
② Steve was the first to cross the finish line.
「1着でゴールインしたのはスティーブでした」
the first「最初の人」と cross は主語と動詞の関係
③ You have the right to be treated fairly.
「人は公平な扱いを受ける権利がある」
to be treated fairly は the right の内容を説明
<語句>
kind「種類」
easily「簡単に、すぐに」
A113 健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat more fruits and ( ) ( ) ( y) healthy. (空所補充)
<解答>
健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat more fruits and ( vegetables ) ( to ) ( stay ) healthy.
<解説>
to stay healthy は「健康を維持するために」という意味です。これは動詞句の eat more fruits and vegetables と結びついて、その「目的」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。目的を表す to不定詞 は文頭に置くこともあります。
<語句>
fruit「果物」(複数の種類を想定する場合は可算名詞)
vegetable「野菜」(可算名詞)
stay ~「~のままでいる」
A114 私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, ( ) ( ) find it ( ). (空所補充)
<解答>
私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, ( only ) ( to ) find it ( closed ).
<解説>
only to ~ は「(あることをしたが)結局~しただけだった」という意味を表します。only to find it closed「結局閉館だとわかっただけだった」は動詞句の went to the library と結びついて、その「結果」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
find O C「OがCであることが分かる」
<比較>
closed「閉まっている」(形容詞)
open「開いている」(形容詞)
A115 私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was ( ) ( ) ( ) so many homeless people. (空所補充)
<解答>
私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was ( shocked ) ( to ) ( see ) so many homeless people.
<解説>
to see so many people は「とてもたくさんのホームレスの人々を見て」という意味を表します。これは形容詞の shocked「ショックを受けて」と結びついて、その「感情の原因」を説明しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
so many「とてもたくさんの」
<考察>
① I'm happy to help.
「喜んでお手伝いします」
② I'm happy to be back in my hometown.
「故郷に帰れて嬉しい」
①と②では、happy という感情と to不定詞 の表す行為の順序が異なるという疑問を抱くかもしれません。しかし、①では help するという行為に対して嬉しいと感じ、②では be back in my hometown したという行為に対して嬉しいと感じています。to の起源は前置詞ですから「~に向かって、~に対して」というその本質は①も②も変わりません。
STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。
A111 私はする事がたくさんあります。
I ( ) a ( ) of things ( ) ( ). (空所補充)
<解答>
私はする事がたくさんあります。
I ( have ) a ( lot ) of things ( to ) ( do ).
<解説>
things to do は「すべきこと」という意味です。to do「すべき」は名詞の things「こと」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。things と do に着目すると、両者は目的語と動詞の関係にあると言えます。
<語句>
a lot of ~「たくさんの~」
A112 私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the ( ) of ( ) ( ) ( e) up easily. (空所補充)
<解答>
私はすぐに諦めるような人間ではありません。
I'm not the ( kind ) of ( person ) ( to ) ( give ) up easily.
<解説>
person to give up easily は「すぐに諦める人」という意味です。to give up easily「すぐに諦める」は名詞の person「人」を修飾しています(to不定詞の形容詞的用法)。person と give up easily に着目すると、両者は主語と動詞の関係にあると言えます。
<比較>
A111 は次の①と同じ構造で、A112 は②と同じ構造です。
① I have a flight to catch at 6 am.
「朝6時の飛行機に乗らなきゃいけないんです」
a flight と catch は目的語と動詞の関係
② Steve was the first to cross the finish line.
「1着でゴールインしたのはスティーブでした」
the first「最初の人」と cross は主語と動詞の関係
③ You have the right to be treated fairly.
「人は公平な扱いを受ける権利がある」
to be treated fairly は the right の内容を説明
<語句>
kind「種類」
easily「簡単に、すぐに」
A113 健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat ( ) fruits and ( ) ( ) ( y) healthy. (空所補充)
<解答>
健康を保つために、果物と野菜をもっと食べなさい。
Eat ( more ) fruits and ( vegetables ) ( to ) ( stay ) healthy.
<解説>
to stay healthy は「健康を維持するために」という意味です。これは動詞句の eat more fruits and vegetables と結びついて、その「目的」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。目的を表す to不定詞 は文頭に置くこともあります。
<語句>
fruit「果物」(複数の種類を想定する場合は可算名詞)
vegetable「野菜」(可算名詞)
stay ~「~のままでいる」
A114 私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, ( ) ( ) find ( ) ( ). (空所補充)
<解答>
私は図書館に行きましたが、結局閉まっていました。
I went to the library, ( only ) ( to ) find ( it ) ( closed ).
<解説>
only to ~ は「(あることをしたが)結局~しただけだった」という意味を表します。only to find it closed「結局閉館だとわかっただけだった」は動詞句の went to the library と結びついて、その「結果」を表しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
find O C「OがCであることが分かる」
<比較>
closed「閉まっている」(形容詞)
open「開いている」(形容詞)
A115 私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was ( ) ( ) ( ) ( ) many homeless people. (空所補充)
<解答>
私はとてもたくさんのホームレスの人々を見てショックを受けました。
I was ( shocked ) ( to ) ( see ) ( so ) many homeless people.
<解説>
to see so many people は「とてもたくさんのホームレスの人々を見て」という意味を表します。これは形容詞の shocked「ショックを受けて」と結びついて、その「感情の原因」を説明しています(to不定詞の副詞的用法)。
<語句>
so many「とてもたくさんの」
<考察>
① I'm happy to help.
「喜んでお手伝いします」
② I'm happy to be back in my hometown.
「故郷に帰れて嬉しい」
①と②では、happy という感情と to不定詞 の表す行為の順序が異なるという疑問を抱くかもしれません。しかし、①では help するという行為に対して嬉しいと感じ、②では be back in my hometown したという行為に対して嬉しいと感じています。to の起源は前置詞ですから「~に向かって、~に対して」というその本質は①も②も変わりません。
<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。