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自己発信力を高める英文法。第56回「分詞③(分詞構文)」(後半)
「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
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分詞③(分詞構文)(後半B096~B100)
STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
B096 私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed up all night ( ) and laughing. (空所補充)
<解答>
私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed up all night ( talking ) and laughing.
<解説>
talking and laughing は「話したり笑ったりしながら」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
stay up「(寝ないで)起きている」
all night「一晩中」
B097 10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I broke my leg ( ) basketball. (空所補充)
<解答>
10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I broke my leg ( playing ) basketball.
<解説>
playing basketball は「バスケットボールをしていて」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
break の活用は break - broke - broken
B098 私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have been busy ( ) for the exams. (空所補充)
<解答>
私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have been busy ( studying ) for the exams.
<解説>
studying for the exams は「試験勉強をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have been busy「今までずっと忙しかった」
B099 私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was lying on the ground, ( ) to get up. (空所補充)
<解答>
私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was lying on the ground, ( unable ) to get up.
<解説>
ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① I was lying on the ground
「私は地面に横になっていた」
② unable to get up
「立ち上がれなくて」
分詞構文:②は was lying on the ground を修飾する副詞句である。unable は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は unable の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私」の状況を描写する形容詞句である。unable はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私」について述べ、②でさらに「私」の状況を追加描写していると考える。
<類例>
I looked at him, surprised.(形容詞)
「私は彼を見た、驚いて」
surprised は「私」を追加描写しています。ただ、日本語に訳すと副詞に感じられてしまうのが残念です。英語のまま意味を感じ取りましょう。
<語句>
lie の活用は lie - lay - lain – lying
unable「できない」(形容詞)
get up「起き上がる」
B100 私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We headed home, ( ) after a long day. (空所補充)
<解答>
私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We headed home, ( exhausted ) after a long day.
<解説>
ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① We headed home
「私たちは家路についた」
② exhausted after a long day
「長い一日のあと疲れ果てて」
分詞構文:②は headed home を修飾する副詞句である。exhausted は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は exhausted の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私たち」の状況を描写する形容詞句である。exhausted はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私たち」について述べ、②でさらに「私たち」を追加描写していると考える。
<類例>
① "Thanks," she said, smiling.(現在分詞)
「ありがとうと彼女は言った、微笑んで」
② "Why not?" I asked, upset.(形容詞)
「どうしてだめなのと私は尋ねた、腹を立てて」
③ Tim came home from work, hungry and tired.(形容詞)
「ティムは仕事から帰った、お腹をすかせて疲れて」
④ What are you doing up so late?(副詞)
「何してるの?、こんな遅くまで起きて」
⑤ I came home a different person.(名詞)
「私は家に帰ると、まるで別人のようでした」
太字の部分は全て主語を追加描写しています。結局、追加描写は分詞、形容詞、副詞、名詞など何でもありです。
⑤は大学に行って人間的成長があったとか、イベントに参加して自分に自信がついたとかいう内容です(なお、悪い意味で用いることもあります)。
<語句>
head「向かう」
exhausted「疲れ果てた」(形容詞)
a long day「長い一日」(仕事による疲労で長く感じる一日)
STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。
B096 私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed ( ) all night ( ) and laughing. (空所補充)
<解答>
私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed ( up ) all night ( talking ) and laughing.
<解説>
talking and laughing は「話したり笑ったりしながら」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
stay up「(寝ないで)起きている」
all night「一晩中」
B097 10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I broke my leg ( ) ( ). (空所補充)
<解答>
10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I broke my leg ( playing ) ( basketball ).
<解説>
playing basketball は「バスケットボールをしていて」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
break の活用は break - broke - broken
B098 私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have been busy ( ) ( ) the exams. (空所補充)
<解答>
私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have been busy ( studying ) ( for ) the exams.
<解説>
studying for the exams は「試験勉強をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have been busy「今までずっと忙しかった」
B099 私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was lying on the ground, ( ) ( ) get up. (空所補充)
<解答>
私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was lying on the ground, ( unable ) ( to ) get up.
<解説>ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① I was lying on the ground
「私は地面に横になっていた」
② unable to get up
「立ち上がれなくて」
分詞構文:②は was lying on the ground を修飾する副詞句である。unable は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は unable の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私」の状況を描写する形容詞句である。unable はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私」について述べ、②でさらに「私」の状況を追加描写していると考える。
<類例>I looked at him, surprised.(形容詞)
「私は彼を見た、驚いて」
surprised は「私」を追加描写しています。ただ、日本語に訳すと副詞に感じられてしまうのが残念です。英語のまま意味を感じ取りましょう。
<語句>
lie の活用は lie - lay - lain – lying
unable「できない」(形容詞)
get up「起き上がる」
B100 私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We headed home, ( ) ( ) a long day. (空所補充)
<解答>
私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We headed home, ( exhausted ) ( after ) a long day.
<解説>
ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① We headed home
「私たちは家路についた」
② exhausted after a long day
「長い一日のあと疲れ果てて」
分詞構文:②は headed home を修飾する副詞句である。exhausted は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は exhausted の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私たち」の状況を描写する形容詞句である。exhausted はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私たち」について述べ、②でさらに「私たち」を追加描写していると考える。
<類例>
① "Thanks," she said, smiling.(現在分詞)
「ありがとうと彼女は言った、微笑んで」
② "Why not?" I asked, upset.(形容詞)
「どうしてだめなのと私は尋ねた、腹を立てて」
③ Tim came home from work, hungry and tired.(形容詞)
「ティムは仕事から帰った、お腹をすかせて疲れて」
④ What are you doing up so late?(副詞)
「何してるの?、こんな遅くまで起きて」
⑤ I came home a different person.(名詞)
「私は家に帰ると、まるで別人のようでした」
太字の部分は全て主語を追加描写しています。結局、追加描写は分詞、形容詞、副詞、名詞など何でもありです。
⑤は大学に行って人間的成長があったとか、イベントに参加して自分に自信がついたとかいう内容です(なお、悪い意味で用いることもあります)。
<語句>
head「向かう」
exhausted「疲れ果てた」(形容詞)
a long day「長い一日」(仕事による疲労で長く感じる一日)
STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。
B096 私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed ( ) ( ) night ( ) and laughing. (空所補充)
<解答>
私たちは話したり笑ったりしながら、一晩中起きていました。
We stayed ( up ) ( all ) night ( talking ) and laughing.
<解説>
talking and laughing は「話したり笑ったりしながら」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
stay up「(寝ないで)起きている」
all night「一晩中」
B097 10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I ( ) my leg ( ) ( ). (空所補充)
<解答>
10歳のとき、私はバスケットボールをしていて足を骨折しました。
When I was ten, I ( broke ) my leg ( playing ) ( basketball ).
<解説>
playing basketball は「バスケットボールをしていて」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
break の活用は break - broke - broken
B098 私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have ( ) busy ( ) ( ) the exams. (空所補充)
<解答>
私は試験勉強でずっと忙しかったのです。
I have ( been ) busy ( studying ) ( for ) the exams.
<解説>
studying for the exams は「試験勉強をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have been busy「今までずっと忙しかった」
B099 私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was ( ) on the ground, ( ) ( ) get up. (空所補充)
<解答>
私は立ち上がれなくて、地面に横になっていました。
I was ( lying ) on the ground, ( unable ) ( to ) get up.
<解説>
ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① I was lying on the ground
「私は地面に横になっていた」
② unable to get up「立ち上がれなくて」
分詞構文:②は was lying on the ground を修飾する副詞句である。unable は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は unable の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私」の状況を描写する形容詞句である。unable はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私」について述べ、②でさらに「私」の状況を追加描写していると考える。
<類例>
I looked at him, surprised.(形容詞)
「私は彼を見た、驚いて」
surprised は「私」を追加描写しています。ただ、日本語に訳すと副詞に感じられてしまうのが残念です。英語のまま意味を感じ取りましょう。
<語句>
lie の活用は lie - lay - lain – lying
unable「できない」(形容詞)
get up「起き上がる」
B100 私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We (h ) home, ( ) ( ) a long day. (空所補充)
<解答>
私たちは長い一日のあと疲れ果てて、家路につきました。
We ( headed ) home, ( exhausted ) ( after ) a long day.
<解説>
ここでは、分詞構文と異なる捉え方を紹介します。
① We headed home
「私たちは家路についた」
② exhausted after a long day
「長い一日のあと疲れ果てて」
分詞構文:②は headed home を修飾する副詞句である。exhausted は形容詞なのに副詞だとするのは無理があるから、問題文は exhausted の前の being が省略されていると考える。
別の見方:②は主語である「私たち」の状況を描写する形容詞句である。exhausted はもともと形容詞だからこれは至極当然。結局この文は、①で主語の「私たち」について述べ、②でさらに「私たち」を追加描写していると考える。
<類例>
① "Thanks," she said, smiling.(現在分詞)
「ありがとうと彼女は言った、微笑んで」
② "Why not?" I asked, upset.(形容詞)
「どうしてだめなのと私は尋ねた、腹を立てて」
③ Tim came home from work, hungry and tired.(形容詞)
「ティムは仕事から帰った、お腹をすかせて疲れて」
④ What are you doing up so late?(副詞)
「何してるの?、こんな遅くまで起きて」
⑤ I came home a different person.(名詞)
「私は家に帰ると、まるで別人のようでした」
太字の部分は全て主語を追加描写しています。結局、追加描写は分詞、形容詞、副詞、名詞など何でもありです。
⑤は大学に行って人間的成長があったとか、イベントに参加して自分に自信がついたとかいう内容です(なお、悪い意味で用いることもあります)。
<語句>
head「向かう」
exhausted「疲れ果てた」(形容詞)
a long day「長い一日」(仕事による疲労で長く感じる一日)
<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。