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自己発信力を高める英文法。第57回「分詞④(分詞構文)」(前半)
「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
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分詞④(分詞構文)(前半B101~B105)
STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
B101 私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I spent the whole day ( ) the house. (空所補充)
<解答>
私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I spent the whole day ( cleaning ) the house.
<解説>
cleaning the house は「家の掃除をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
the whole day「丸一日」
<比較>
① spend 時間 ~ing「~して…時間費やす」
② spend 時間 on ~「~に…時間費やす」
I spend most of my free time hanging out with friends.(分詞構文)
「私は暇な時間の大部分を友達とつるんで過ごします」
I spent a total of 20 hours on my project.(on+名詞)
「私は研究課題に合計20時間費やしました」
<語句>
hang out「つるんで遊ぶ、たむろする」
B102 私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a little trouble ( ) the place. (空所補充)
<解答>
私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a little trouble ( finding ) the place.
<解説>
finding the place は「その場所を探して(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have trouble「苦労する」
place「場所」(建物、店、家など)
<比較>
「その場所を見つけるのに苦労する」は次の2つが可能です。
① have trouble finding the place(分詞構文)
② have trouble in finding the place(in+動名詞)
in+動名詞 は「~する際、~するとき」という意味を表します。
B103 私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there knowing what to do. (not 挿入)
<解答>
私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there ( not ) knowing what to do.
<解説>
not knowing what to do は「どうしたらよいのか分からなくて」という意味です。このように分詞構文の否定形は not や never を分詞の前に置きます。
<補足>
not knowing what to do の意味:
「どうしたらよいのか分からなくて」(後置の場合)
「どうしたらよいのか分からなかったので」(前置の場合)
強いて区別するなら、前置の場合は理由の意味合いが強くなります。
B104 私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( ) never been there before, I had no idea what to expect. (空所補充)
<解答>
私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( Having ) never been there before, I had no idea what to expect.
<解説>
having never been there before は「そこに行ったことが全くなかったので」という意味です(理由を表す)。このように完了形の分詞構文(having 過去分詞)は述語動詞が表す時よりも前の出来事を表します。
<語句>
have no idea「全く分からない」
what to expect「何があるか、何を期待できるか」
<補足>
完了形の分詞構文(否定形)は次の4つが可能
① never having 過去分詞(正式)
② not having 過去分詞(正式)
③ having never 過去分詞(正式)
④ having not 過去分詞
④は一般に誤りとされるが、実際には使用されます。
B105 太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, shining brightly. (the sun 挿入)
<解答>
太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, ( the sun ) shining brightly.
<解説>
the sun shining brightly は「太陽が明るく輝いて」という意味です。このように分詞構文の意味上の主語 (the sun) が文の主語と異なる場合は、その主語を分詞の前に置きます(独立分詞構文)。独立分詞構文は簡潔性を求める特殊な表現方法なので、文学やフォーマルな文章で用います。
<語句>
brightly「明るく」
STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。
B101 私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I spent the ( ) day ( ) the house. (空所補充)
<解答>
私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I spent the ( whole ) day ( cleaning ) the house.
<解説>
cleaning the house は「家の掃除をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
the whole day「丸一日」
<比較>
① spend 時間 ~ing「~して…時間費やす」
② spend 時間 on ~「~に…時間費やす」
I spend most of my free time hanging out with friends.(分詞構文)
「私は暇な時間の大部分を友達とつるんで過ごします」
I spent a total of 20 hours on my project.(on+名詞)
「私は研究課題に合計20時間費やしました」
<語句>
hang out「つるんで遊ぶ、たむろする」
B102 私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a little ( e) ( ) the place. (空所補充)
<解答>
私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a little ( trouble ) ( finding ) the place.
<解説>
finding the place は「その場所を探して(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have trouble「苦労する」
place「場所」(建物、店、家など)
<比較>
「その場所を見つけるのに苦労する」は次の2つが可能です。
① have trouble finding the place(分詞構文)
② have trouble in finding the place(in+動名詞)
in+動名詞 は「~する際、~するとき」という意味を表します。
B103 私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there ( ) ( ) what to do. (空所補充)
<解答>
私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there ( not ) ( knowing ) what to do.
<解説>
not knowing what to do は「どうしたらよいのか分からなくて」という意味です。このように分詞構文の否定形は not や never を分詞の前に置きます。
<補足>
not knowing what to do の意味:
「どうしたらよいのか分からなくて」(後置の場合)
「どうしたらよいのか分からなかったので」(前置の場合)
強いて区別するなら、前置の場合は理由の意味合いが強くなります。
B104 私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( g) ( r) been there before, I had no idea what to expect. (空所補充)
<解答>
私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( Having ) ( never ) been there before, I had no idea what to expect.
<解説>
having never been there before は「そこに行ったことが全くなかったので」という意味です(理由を表す)。このように完了形の分詞構文(having 過去分詞)は述語動詞が表す時よりも前の出来事を表します。
<語句>
have no idea「全く分からない」
what to expect「何があるか、何を期待できるか」
<補足>
完了形の分詞構文(否定形)は次の4つが可能
① never having 過去分詞(正式)
② not having 過去分詞(正式)
③ having never 過去分詞(正式)
④ having not 過去分詞
④は一般に誤りとされるが、実際には使用されます。
B105 太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, the sun brightly. (shine 変形して挿入)
<解答>
太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, the sun ( shining ) brightly.
<解説>
the sun shining brightly は「太陽が明るく輝いて」という意味です。このように分詞構文の意味上の主語 (the sun) が文の主語と異なる場合は、その主語を分詞の前に置きます(独立分詞構文)。独立分詞構文は簡潔性を求める特殊な表現方法なので、文学やフォーマルな文章で用います。
<語句>
brightly「明るく」
STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。
B101 私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I ( ) the ( ) day ( ) the house. (空所補充)
<解答>
私は家の掃除をするのに丸一日かかりました。
I ( spent ) the ( whole ) day ( cleaning ) the house.
<解説>
cleaning the house は「家の掃除をして(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
the whole day「丸一日」
<比較>
① spend 時間 ~ing「~して…時間費やす」
② spend 時間 on ~「~に…時間費やす」
I spend most of my free time hanging out with friends.(分詞構文)
「私は暇な時間の大部分を友達とつるんで過ごします」
I spent a total of 20 hours on my project.(on+名詞)
「私は研究課題に合計20時間費やしました」
<語句>
hang out「つるんで遊ぶ、たむろする」
B102 私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a ( ) ( e) ( ) the place. (空所補充)
<解答>
私たちは、その場所を見つけるのに少し苦労しました。
We had a ( little ) ( trouble ) ( finding ) the place.
<解説>
finding the place は「その場所を探して(いて)」という意味です。このように分詞構文の多くは文の後ろに置かれて、そのときの状況を補足説明します(副詞的)。
<語句>
have trouble「苦労する」
place「場所」(建物、店、家など)
<比較>
「その場所を見つけるのに苦労する」は次の2つが可能です。
① have trouble finding the place(分詞構文)
② have trouble in finding the place(in+動名詞)
in+動名詞 は「~する際、~するとき」という意味を表します。
B103 私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there ( ) ( ) ( ) to do. (空所補充)
<解答>
私はどうしたらよいのか分からなくて、そこに立っていました。
I stood there ( not ) ( knowing ) ( what ) to do.
<解説>
not knowing what to do は「どうしたらよいのか分からなくて」という意味です。このように分詞構文の否定形は not や never を分詞の前に置きます。
<補足>
not knowing what to do の意味:
「どうしたらよいのか分からなくて」(後置の場合)
「どうしたらよいのか分からなかったので」(前置の場合)
強いて区別するなら、前置の場合は理由の意味合いが強くなります。
B104 私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( g) ( r) been there before, I had no ( ) what to expect. (空所補充)
<解答>
私はそこに行ったことがなかったので、何があるか全く予想がつきませんでした。
( Having ) ( never ) been there before, I had no ( idea ) what to expect.
<解説>
having never been there before は「そこに行ったことが全くなかったので」という意味です(理由を表す)。このように完了形の分詞構文(having 過去分詞)は述語動詞が表す時よりも前の出来事を表します。
<語句>
have no idea「全く分からない」
what to expect「何があるか、何を期待できるか」
<補足>
完了形の分詞構文(否定形)は次の4つが可能
① never having 過去分詞(正式)
② not having 過去分詞(正式)
③ having never 過去分詞(正式)
④ having not 過去分詞
④は一般に誤りとされるが、実際には使用されます。
B105 太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, ( brightly / sun / the / shining ). (語順整序)
<解答>
太陽が明るく輝き、申し分のない天気でした。
The weather was perfect, ( the sun shining brightly ).
<解説>
the sun shining brightly は「太陽が明るく輝いて」という意味です。このように分詞構文の意味上の主語 (the sun) が文の主語と異なる場合は、その主語を分詞の前に置きます(独立分詞構文)。独立分詞構文は簡潔性を求める特殊な表現方法なので、文学やフォーマルな文章で用います。
<語句>
brightly「明るく」
<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。