自己発信力を高める英文法。第89回「接続詞④（副詞節）」（前半）
「みんなの英語道場８」から毎回５問出題します。各英文をSTEP１からSTEP３へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
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接続詞④（前半C081～C085）
STEP１では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
C081 彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
While ( ) high school, he was on the track team. （空所補充）
＜解答＞
彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
While ( in ) high school, he was on the track team.
＜解説＞
while は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① while he was in high school「高校生の間」
② while in high school「高校生の間」
③ in high school「高校では」
①：while の後に SV を続けた基本的な言い方
②：主語＋be動詞 (he was) を省略した言い方
③：最も簡潔な言い方
＜類例＞
The food is excellent, though expensive.
「料理はとてもおいしいです、高いけど」
※ though の後で it is が省略されている
C082 ニンニクは生で食べた時が最も効果があります。
Garlic is most effective when ( ) raw. （空所補充）
＜解答＞
ニンニクは生で食べたときが最も効果があります。
Garlic is most effective when ( eaten ) raw.
＜解説＞
when は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① when it is eaten raw.「生で食べたとき」
② when eaten raw「生で食べたとき」
①が基本的な言い方です。このとき it はニンニクを指すので、述語動詞は受動態 (is eaten) でなければなりません。②は①から it is を省略した形です。
＜語句＞
most effective「最も効果的な」
他の食材と比較しないので最上級でも the は付きません（A096 解説参照）。
＜類例＞
She is happiest when eating cake.
「彼女はケーキを食べているときが最も幸せです」
when eating cake は when she is eating cake から she is が省略された形です。他の人と比較してないので、最上級 (happiest) でも the は付きません。
C083 眠っていると、大きな音が聞こえました。
I was sleeping ( ) I heard a loud noise. （空所補充）
＜解答＞
眠っていると、大きな音が聞こえました。
I was sleeping ( when ) I heard a loud noise.
＜解説＞
〔 ～ when … 〕の形が「～、するとそのとき…」という意味を表すことがあります。〔～〕の部分には状況を表す節（V に過去進行形・過去完了・be about to など）が用いられ、この節は後に述べる（思わぬ）出来事を導入するための状況設定（前置き）として機能します。
＜類例＞
I was just about to go to sleep when my phone buzzed.
「まさに眠ろうとしていると、携帯がブッブッと鳴った」
We had not gone far when a dark cloud covered the sky.
「出発してそれほど行かないうちに、黒い雲が空を被いました」
be about to ～「まさに～しようとしている」 far「遠くへ」
C084 輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
Exports decreased by 5%, ( ) imports increased by 10%. （空所補充）
＜解答＞
輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
Exports decreased by 5%, ( while ) imports increased by 10%.
＜解説＞
この〔 ～, while … 〕は「～であるのに対して… 、～いっぽう…」という意味を表します。これは２つの内容を対照的に述べるのに用います。
＜語句＞
by：差分を表す（問題文では省略可）
＜参考＞
lose the game by 2 goals「２ゴール差で負ける」
miss the train by seconds「数秒違いで電車に乗り遅れる」
C085 私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( ) as I am concerned, it's a waste of time. （空所補充）
＜解答＞
私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( far ) as I am concerned, it's a waste of time.
＜解説＞
この as far as は「…する限り」という意味の接続詞です。as far as I am concerned なら「私に関する限りでは、私に言わせると」という意味を表します。
＜類例＞
as far as は「程度や範囲」を表します（C086 の as long as と区別）
As far as I know, tickets are still available.
「私が知る限りでは、チケットはまだ入手可能です」
Rice paddies stretch as far as the eye can see.
「見渡す限り水田が広がっています」
STEP２の英文は上の５問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP１でもSTEP２でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。
C081 彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
( e) ( ) high school, he was on the track team. （空所補充）
＜解説＞
彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
( While ) ( in ) high school, he was on the track team.
＜解説＞
while は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① while he was in high school「高校生の間」
② while in high school「高校生の間」
③ in high school「高校では」
①：while の後に SV を続けた基本的な言い方
②：主語＋be動詞 (he was) を省略した言い方
③：最も簡潔な言い方
＜類例＞
The food is excellent, though expensive.
「料理はとてもおいしいです、高いけど」
※ though の後で it is が省略されている
C082 ニンニクは生で食べたときが最も効果があります。
Garlic is most effective ( ) ( ) raw. （空所補充）
＜解説＞
ニンニクは生で食べたときが最も効果があります。
Garlic is most effective ( when ) ( eaten ) raw.
＜解説＞
when は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① when it is eaten raw.「生で食べたとき」
② when eaten raw「生で食べたとき」
①が基本的な言い方です。このとき it はニンニクを指すので、述語動詞は受動態 (is eaten) でなければなりません。②は①から it is を省略した形です。
＜語句＞
most effective「最も効果的な」
他の食材と比較しないので最上級でも the は付きません（A096 解説参照）。
＜類例＞
She is happiest when eating cake.
「彼女はケーキを食べているときが最も幸せです」
when eating cake は when she is eating cake から she is が省略された形です。他の人と比較してないので、最上級 (happiest) でも the は付きません。
C083 眠っていると、大きな音が聞こえました。
I was ( g) ( ) I heard a loud noise. （空所補充）
＜解答＞
眠っていると、大きな音が聞こえました。
I was ( sleeping ) ( when ) I heard a loud noise.
＜解説＞
〔 ～ when … 〕の形が「～、するとそのとき…」という意味を表すことがあります。〔～〕の部分には状況を表す節（V に過去進行形・過去完了・be about to など）が用いられ、この節は後に述べる（思わぬ）出来事を導入するための状況設定（前置き）として機能します。
＜類例＞
I was just about to go to sleep when my phone buzzed.
「まさに眠ろうとしていると、携帯がブッブッと鳴った」
We had not gone far when a dark cloud covered the sky.
「出発してそれほど行かないうちに、黒い雲が空を被いました」
be about to ～「まさに～しようとしている」 far「遠くへ」
C084 輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
Exports decreased by 5%, ( e) ( ) increased by 10%. （空所補充）
＜解答＞
輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
Exports decreased by 5%, ( while ) ( imports ) increased by 10%.
＜解説＞
この〔 ～, while … 〕は「～であるのに対して… 、～いっぽう…」という意味を表します。これは２つの内容を対照的に述べるのに用います。
＜語句＞
by：差分を表す（問題文では省略可）
＜参考＞
lose the game by 2 goals「２ゴール差で負ける」
miss the train by seconds「数秒違いで電車に乗り遅れる」
C085 私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( ) as I am ( ), it's a waste of time. （空所補充）
＜解答＞
私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( far ) as I am ( concerned ), it's a waste of time.
＜解説＞
この as far as は「…する限り」という意味の接続詞です。as far as I am concerned なら「私に関する限りでは、私に言わせると」という意味を表します。
＜類例＞
as far as は「程度や範囲」を表します（C086 の as long as と区別）
As far as I know, tickets are still available.
「私が知る限りでは、チケットはまだ入手可能です」
Rice paddies stretch as far as the eye can see.
「見渡す限り水田が広がっています」
STEP３では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。
C081 彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
( e) ( ) high school, he was ( ) the track team. （空所補充）
＜解説＞
彼は高校生の間、陸上部に入っていました。
( While ) ( in ) high school, he was ( on ) the track team.
＜解説＞
while は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① while he was in high school「高校生の間」
② while in high school「高校生の間」
③ in high school「高校では」
①：while の後に SV を続けた基本的な言い方
②：主語＋be動詞 (he was) を省略した言い方
③：最も簡潔な言い方
＜類例＞
The food is excellent, though expensive.
「料理はとてもおいしいです、高いけど」
※ though の後で it is が省略されている
C082 ニンニクは生で食べたときが最も効果があります。
Garlic is ( ) effective ( ) ( ) raw. （空所補充）
＜解説＞
ニンニクは生で食べたときが最も効果があります。
Garlic is ( most ) effective ( when ) ( eaten ) raw.
＜解説＞
when は接続詞なので後に SV を続けるのが基本ですが、この SV は省略することができます。ただし、この S が主節の主語と一致し、V が be動詞 の場合に限ります。
① when it is eaten raw.「生で食べたとき」
② when eaten raw「生で食べたとき」
①が基本的な言い方です。このとき it はニンニクを指すので、述語動詞は受動態 (is eaten) でなければなりません。②は①から it is を省略した形です。
＜語句＞
most effective「最も効果的な」
他の食材と比較しないので最上級でも the は付きません（A096 解説参照）。
＜類例＞
She is happiest when eating cake.
「彼女はケーキを食べているときが最も幸せです」
when eating cake は when she is eating cake から she is が省略された形です。他の人と比較してないので、最上級 (happiest) でも the は付きません。
C083 眠っていると、大きな音が聞こえました。
I ( ) ( g) ( ) I heard a loud noise. （空所補充）
＜解答＞
眠っていると、大きな音が聞こえました。
I ( was ) ( sleeping ) ( when ) I heard a loud noise.
＜解説＞
〔 ～ when … 〕の形が「～、するとそのとき…」という意味を表すことがあります。〔～〕の部分には状況を表す節（V に過去進行形・過去完了・be about to など）が用いられ、この節は後に述べる（思わぬ）出来事を導入するための状況設定（前置き）として機能します。
＜類例＞
I was just about to go to sleep when my phone buzzed.
「まさに眠ろうとしていると、携帯がブッブッと鳴った」
We had not gone far when a dark cloud covered the sky.
「出発してそれほど行かないうちに、黒い雲が空を被いました」
be about to ～「まさに～しようとしている」 far「遠くへ」
C084 輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
( ) decreased by 5%, ( e) ( ) increased by 10%. （空所補充）
＜解答＞
輸出は５％減り、いっぽう輸入は１０％増えました。
( Exports ) decreased by 5%, ( while ) ( imports ) increased by 10%.
＜解説＞
この〔 ～, while … 〕は「～であるのに対して… 、～いっぽう…」という意味を表します。これは２つの内容を対照的に述べるのに用います。
＜語句＞
by：差分を表す（問題文では省略可）
＜参考＞
lose the game by 2 goals「２ゴール差で負ける」
miss the train by seconds「数秒違いで電車に乗り遅れる」
C085 私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( ) ( ) I am ( ), it's a waste of time. （空所補充）
＜解答＞
私に言わせると、それは時間の無駄です。
As ( far ) ( as ) I am ( concerned ), it's a waste of time.
＜解説＞
この as far as は「…する限り」という意味の接続詞です。as far as I am concerned なら「私に関する限りでは、私に言わせると」という意味を表します。
＜類例＞
as far as は「程度や範囲」を表します（C086 の as long as と区別）
As far as I know, tickets are still available.
「私が知る限りでは、チケットはまだ入手可能です」
Rice paddies stretch as far as the eye can see.
「見渡す限り水田が広がっています」
＜空所内の文字について＞
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場８」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。