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ロックマンエグゼ3を完全攻略したので感想を語る【エグゼアドコレ】

2023年4月に、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション1・2』が発売されましたね。自分は発売前に予約購入し、1から6を順にじっくり攻略してエンディングまで見ました。

その後しばらく放置していましたが、最近ようやく重い腰を上げてエグゼ3の完全攻略に挑戦。コンプリートまでたどり着いたのは、つい先日のことでした。

今回はロックマンエグゼ3の完全攻略をした感想を、このnoteで語っていきます。若干、ネタバレがあるかもしれません。それでもよろしければ、最後までご覧ください。

ちなみに、自分が今回クリアしたのはエグゼ3無印版。プロトSPを倒し、プロトアームΣを手に入れるまでの道のりを話していきます。




コンプリートまで含めるのかなりのボリューム

コンプリートするまでに使ったプレイ時間は、80時間ほどでした。ゲームオーバーになってリセットされた時間を含めると、実際に遊んだ時間はもっと長いでしょう。

かなりの時間をこのゲームで溶かせました。GBAのゲームではありますが、非常に大きなボリュームがありましたね。2000年頃にこれだけやり込めるゲームが存在したとは、驚きです。

しかも当時の少年達は、このボリュームのゲームを1年おきに消化していたというのでしょうか?とんでもない熱量ですね。


戦闘スタイルの自由度が高い

エグゼ3は、戦闘スタイルの自由度が非常に高いのが良かったですね。

多彩なバトルチップと、6つのスタイル。この2つの要素が、さまざまな戦闘スタイルを許容してくれました。カスタムスタイルでプログラムアドバンスを決めていくも良し、シールドスタイルでローリスクにじっくり攻めていくも良し。登場するスタイル全てに違う個性があって、それぞれのスタイルを使いこなそうと思って戦うのも楽しかったです。

ただしシールドスタイルグランドスタイルは、少し扱いが難しかったですが。リフレクトはコマンドの猶予時間が短くて、決めるのが大変。グランドスタイルはセレナード相手なら、活躍できたかもしれません。

セレナードと戦えるようになる条件であった「スタンダードチップ200種類コンプリート」に、カスタムスタイルが必須なのが良くなかった気がします。

自分はあまりチップを使わずに戦うタイプなので、全部のチップを使った訳ではありませんが。すべてのチップを使いこなす方法を探しながら戦うのも、面白かったかもしれませんね。


退屈な作業が多すぎる

ここからは、エグゼ3というゲームの欠点を話していきます。

まずは、ストーリーからコンプリートまで、全部通して退屈な作業が多いことですね。ストーリー中にモチベーションが低下し、しばらく放置していた原因がコレです。

作中でお使いイベントが何度もやってくるんですよね。トップウ*とか、コオリホウガンMとか。ストーリーだけで散々お使いさせられて、うんざりしちゃいました。ストーリー中で多少ヒントはありますが、それにしてもこの作業感は拭えません。

また、スタイルチェンジも大変です。スタイルを変えるには、最低でも100戦しないといけません。自由にスタイルを変えられないのはかなり手間を感じてしまい、面倒でした。

さらにコンプリートのためには、ある程度スタイルが制限されます。カスタムスタイルはグレートウェーブを入手するためにほぼ必須、ブラザースタイルもV4ナビチップを集めるにはこのスタイルを通らないといけません。

バグチップトレーダーを使えば多少ズルできるものの、すべて集めるにはこの2つのスタイルになることは避けられないでしょう。スタイルの自由度が高いとは言っても、ある程度はスタイルチェンジの条件を意識して戦う必要があります

金策やバグのかけら集めでガッツマンV3にはとてもお世話になりました

また収集要素を集めるためには、対応するスタイルで特定の敵をしばき回すことになります。かなり骨が折れます


1人じゃコンプリートできない

エグゼ3最大の欠点は、1人では完全攻略がまず不可能な点だと思っています。

エグゼ3の収集要素は、攻略サイトを見ないとコンプリートが難しいです。要素に対してゲーム内の情報がなさすぎるからですね。ウイルスがいるエリアの情報がなかったり、飼育ウイルスやV2ナビがいる場所など、登場するポイントが限定的すぎてノーヒントだとまず見つからなかったりとか。

当時の子供達は、攻略本も一緒に買っていたのでしょうね。攻略本必須のゲームを作るなんて、汚いことをするなあと思いますが…。まあそこはポケモンなんかでも同じことをしているので、深くは言及しないでおきましょう。

加えてエグゼ3は、1人ではすべての要素をコンプリートすることができません複数バージョン商法が展開され、バージョンによって出ない要素が存在します。

エグゼ3で言うと、無印版のミストマンとブラック版のボウルマン。これを揃えるためには、無印版とブラック版で交換を行う必要があります。両方のソフトを買うか、友だちに頼むかしか方法はありません。ぼっちには厳しいゲームでした。ボウルマンのデータをくれた優しい方には、本当に感謝しております。

攻略本商法と、複数バージョン商法。秘密結社Cのあくどい手口が垣間見え…何でもないですよ。


結局楽しいんだよな、ロックマン

しかしなんやかんや言いつつ、ロックマンは楽しいゲームです。これだけ戦い方に自由度があるゲームも、なかなかありませんからね

ロックマンで味わえる快感は、ロックマンでしか享受できない。自分はそれくらいにまで考えています。ロックマンの民がひたすらにロックマンを求める理由が、なんとなくわかった気がしました。

これからもロックマンを楽しんでいきましょう。といっても現状は過去作擦りスマブラ擦りしかできないので、いつでも新作待ってます。自分はひとまず…エグゼ6のファルザー版をやり込んでおきましょうかね。


今回はここまで。
読んで頂き、ありがとうございました。

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