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ビタミンD不足

夏中、あれだけプールに通ったり, ハイキングしたのにビタミンDが足りないってどういうことだろうか? サプリメントに頼るだけでなく、今年はばっちり自然にビタミンDを体内に蓄積するために顔のシミもそばかすもいとわず日光にあたった。肝心のビタミンDは増えるどころか足りないのがわかったのは、たまたま健康診断の時に主治医に最近抜け毛がひどい件について相談したところ、甲状腺機能、フェリチン、ビタミンDの血液検査を加えてくれたからだ。ほかの二つは異常なしだったがDが足りない。髪の毛にDが関係しているとは思いもよらなかった。私はもともとは髪が太くて毛量も多かった。それが夏ごろ急に抜け毛が多くなり、特に額の両側から頭頂部にかけてところどころ地肌が透けて見えるほどになった。触った感じがこんなにぺたんこな状態ははじめて。このままもう元には戻らないのじゃないかと不安になるがとりあえずは栄養補給、睡眠に気を付けながら皮膚科のアポイントメントの日が来るのを待つ。

こういう微量栄養素の不足も毎年健康診断でチェック出来たらいいのにと常々思っている。医師に聞くと保険診療の関係上その検査項目が必要だと前もってわかっていないかぎり検査オーダーを出せないそうだ。社会的には長い目でみれば栄養不足の検査をすることで栄養失調と病気との違いを早期にふるいわけしてそれぞれ別の対応をすることで薬品にたよるケースを減らせて良いことだろうにと思うので保険会社の意向でテストできるできないを決められてしまうのは残念だ。

以前精神科クリニックのユーチューブチャンネルで「自他の言動に敏感」な人にビタミンb6、亜鉛、ナイアシンのコンビネーションでサプリメントをとるといいと言っていたので摂取していたことがあった。サプリメントを飲み始めて2週間目に劇的な変化があった。但し、精神面にではなく、肩に。一年以上50肩で痛みが酷く、肩より上に上げられなかった右腕がすっくと頭の上まで上がるようになった。三種類の栄養素のうちどれが足りていなかったのかはわからないがそれまでカイロプラクティックや鍼灸、マッサージに通ってもびくともしなかった肩の痛みが内側から融けるかのように消散した。そういう経験をふまえて、栄養というのはとても身近なものでありながら未知なものでもあるのを痛感する。