はじめてのインスタントポット: 鶏手羽元のなんちゃってバーベキュー
木曜日の晩は時短メニュー
前回お話しした通り、今回は鳥手羽もと(ドラムスティック)のメニュー。木曜日の夕方は一週間の中で一番忙しい。午後5時30分から45分のオンラインヨガクラス、そのあと6時30分から8時までスピーチクラブのミーティングが入っている。シフト勤務の夫が帰ってくるのが夜8時すぎのため、彼が帰宅する前に夕食を用意する時間があまりない。今週の木曜は4時45分に仕事を切り上げて近くのマーケットに食材を買いに行った。帰宅したらもう5時20分。急いで肉と卵を冷蔵庫にいれて、オンラインヨガクラスへ。クラスが終わった6時15分から次のオンラインミーティングが始まる15分間が夕食用意の勝負どき。
調理家電総動員で
お米を洗い8時に炊き上がるように炊飯器にセット。鶏手羽元にスパイスをまぶしつけてインスタントポットに水を1.5カップ入れてステンレスのざるに手羽元を並べる。時計回りに蓋を閉めるとドーレミファソラシド!と音がする。強圧力10分、調理後の保温なしで40分後に調理開始するようにセット。
それから電気ケトルいっぱいに浄水を溜めてからスピーチクラブのオンラインミーティングに行く。8時にミーティングが終わった時点でまずお風呂にお湯を張り始める。日本と違ってキッチンからリモートでお風呂を沸かしたりする機能はないので、お風呂関係はすべて手動。それから電気ケトルのスイッチを入れ、オーブントースターをブロイル(高温上火焼き)に予熱開始。この時点でインスタントポットの圧力は既に下がっているのでガチャリ、ドーシラソファミレド~と、お決まりの電子音とともに蓋は簡単に開けられる。使っているレシピは強圧力で15分となっているが、一番初めにその時間で調理したとき、圧のかかり過ぎで皮がめくれ上がり骨と身がはずれてソースが塗りにくかったので今回は10分で。皮からの脂は蒸気で下に落ちるけれどスパイスはちゃんと表面に付いている。
蒸した後に焼く
パーチメントペーパー(クッキングシート)を引いたオーブントースターの天板にインスタントポットから取り出した鶏手羽元を並べ、バーベキューソースを適当に垂らしてフォークなどで塗る。オーブントースターで5、6分上火焼きのあと一旦取り出して手羽元の上下をひっくり返してBBQソースを塗る。(この日はスイートベイビーレイズというブランドのBBQソースを使用。)
インスタントポットは休むことなく
手羽元を焼いている間にインスタントポットの内鍋を一旦きれいに洗い、味噌汁用に適当にサツマイモ、長ネギとお豆腐を切ってポットに入れる。電気ポットで沸かした湯と昆布だしのもとを入れて強圧力3分。このへんでお風呂のお湯を止めに行く。インスタントポットがピーピーと10回鳴ったら圧力をクイックリリース(減圧ボタンを押して圧を下げること)してサラダの用意をしていると夫が帰ってくるのでまずは風呂に直行してもらう。
お味噌はお椀の中で溶く
6QT(6リットル弱)のインスタントポットに二人分のお汁だと内鍋の下のほうに薄く水分が溜まる程度にしかならないので、お味噌は鍋で溶かずに各自お椀に味噌を入れてお汁を注いで混ぜる。こんな感じで大急ぎで用意したのにこの鶏手羽もとは、中はしっとり外は甘辛くこんがりとしていて美味しい。隣を見ると夫は右手に鶏手羽を持ったまま、左手にスープスプーンを握って黙々とたべているところを見ると、かなり気に入った模様。
参考にしたレシピはこちら。鳥手羽元2.7キログラムのレシピのところを自分は500グラム程度で作ったため、ブロイルにはオーブントースターを使用。