#TribalOpenCollege に行ってきた vol.4
トライバルオープンカレッジとは
トライバルメディアハウスが開催している、学生向けのソーシャルメディアマーケティング講座です。
講義は全9回で行われ、今回は4回目でした。
今回はライスカレー製作所の川上さんがインスタマーケの話をしてくださいました。
今回の講義では、インスタの真実を教えてくださいました。
真実①企業の担当者はインスタを知らない!?
そもそも、企業の人はインスタの常識を知らないとのことです。
すべて、川上さんの所感だそうですが
・ハッシュタグ検索をしたことがない人が約5割
・一度、保存をしてその後行動に移す事を知らない人が約8割
・ストーリーズを投稿したことがない人が約9割
・ストーリーからの返信でDMのやり取りができる事を知らない人が約10割
・誰かの投稿をストーリーでリポストできることを知らない人が12割
つまり「企業は想像以上にインスタのことを知らない」とのことです。
この話を聞いて、「インスタマーケやりたいのに、実際には使ってみないんだ、大人って都合のいい生き物だな。」なんて思ってしまいました。
真実②インスタのユーザー層
インスタと聞くと10代から20代の女子がキラキラして使っているパブリックイメージがメディアによって刷り込まれてしまった人もいると思います。
しかし、実際には、日本国内の男女比は43:57で、男女差はそこまでありません。
その上、女性利用層を年齢別に見ても、日本の女性インスタ利用率×日本人女性の人口数で計算をすると
10代後半女性のインスタ利用者数:約170万人
20代女性のインスタ利用者数:約260万人
30代女性のインスタ利用者数:約279万人
40代女性のインスタ利用者数:約265万人
50代の女性インスタ利用者数:約202万人
意外ですよね。
つまり、インスタグラムは若者向けのSNSからママや主婦層までカバーするSNSに変化しました。
真実③インスタユーザーはハッシュタグ検索を多用する
僕自身、インスタでハッシュタグをフォローしているので「あぁ〜確かに」くらいの感覚でしたが、こちらもあまり知られていないようです。
世界の中でも日本は特にハッシュタグ検索をしているそうです。世界平均の約3倍で日本人ユーザーの4人に1人はハッシュタグを検索しているそうです。
なぜなのか?
シンプルに、日本語がハッシュタグ検索に向いているんだそうです。
真実④クチコミの増加は売上増加に相関がある
横浜国立大学の鶴見准教授らが発表した「商品に関するTwitter上のコミュニケーションと販売実績の関連性分析」によれば、ツイート数が販売実績と正の関係があるらしいです。
その他にもライスカレー製作所でも同じような話になったみたいです。
そこで、ECの事例を用いて試したそうです。
条件は以下の3つ
①普段からUGCを活用したInstagramアカウントを運用し、ユーザーにとっ
て自分ゴト化を促すようなファンコミュニティ的アカウントを構築
②自社ブランドにとって親和性の高いインフルエンサー数十名をリスト化し、商品をサンプリング(Not タイアップ広告、投稿義務なし)
③「#○○をつけて投稿してくれたらアカウントでご紹介」という写真投稿
キャンペーンを実施
その結果は、めちゃめちゃ良かったみたいです。
そこから導いたことは、
A.普段からユーザー投稿活用形のアカウント運用をすることで信頼や閲覧意義を創出
B.写真投稿キャンペーンをフックにサンプリングすることで超高確率なUGCを獲得
C.Instagram内での口コミ数、ひいてはInstagram内における「情報流通量」を向上させてあげることで、実際の売上に貢献することを実証
の3点がわかったそうです。
真実⑤インスタマーケはあくまでもアシスト
SNSマーケの本質はブランドに対するポジティブな情報を多く流通させることで、SNSマーケを通して売上の最大化を目指すべきとのことです。
あくまでも、ポイントは商品について投稿してくれそうな人がいるか、商品を利用したことがあるか、そもそも投稿できるか、投稿したくなるかだそうです。
実際にお悩み商材とかは、どんなに良くても投稿しにくいなぁと思いました。
真実⑥「映え」の時代は終わった
日常的にインスタを見ている僕では、確かに映えの世界線と日常の世界線に分かれているなぁと感じてますがインスタは映えから、ミニブログ化・動画化・日常化の3つのトレンドが来ているそうです。
つまり、あこがれの世界から共感、お役立ちの世界に移ったとのことです。
以上6点が、今回の講座で川上さんが教えてくれたことです。
掲載不可の情報まで僕らに教えていただいたみたいで、とても有意義な時間でした。
川上さんいわく、以下のnoteを読めば講座の復習になるとのことでした。
僕は、バズり散らかしてた、このnoteを再度確認してSNSマーケに活かしていきます。