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TETSU.co/VBコーチング・レポート

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バレーボールの練習やコーチング、育成についての考察や実践報告などをアウトプットしていきます。
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2021年4月の記事一覧

「6人制」をやらねばらないという規則があるのか?

 バレーボールに子供たちをどう出会わせるか? ここ最近、いろんな競技種目の方や業種の違う方々と交流する機会が増え、その話題の中で何度も、スポーツと子供、スポーツと子供の成長、スポーツの発展とアンダーカテゴリの在り方について、活発な意見交換が行われていて、とても刺激をもらえます。  少なからずどの競技でも、早期年代からの勝利至上主義によって、いろんな問題が発生し、そこに問題意識や危機感があることがわかります。ですから、これからはますます競技の枠をこえて、スポーツと人間生活とのか

ポーランド・バレーボール滞在記2020

 2020年2月。とある友人との出会いから、勢いで、バレーボールを観るために数日間ポーランドに飛び込んでみました。

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「シンプルに守り、多彩に攻める中のハイパフォーマンス」

「個」から「組織」へ。 「プレー」という点から「展開」という線へ。 想定外の非対応なのか、想定内の対応なのか。 個人単独の割り切りか、チームでの割り切りか。 オーダーやシステムのバリエーションと変更。 アウト・オブ・システムか、イン・システムか。 バレーボールのゲームは、歴史をたどってみていっても、 オフェンスシステムとディフェンスシステム アタック戦術とブロック戦術そこに絡むサーブやフロアディフェンス との間で競うような 戦術の変遷によるいたちごっこで今日に至っています。

「WHY JAPANESE PEOPLE!?(Volleyball)」

筆者は、あまり海外に出てバレーボールを実践した経験は少ないものの、それでも数少ない渡航の際に見聞きしたことや、日本国内で出会った海外からやってきた外国人コーチや選手とのインタビューなどを通して、彼らが日本のバレーボールの練習やトレーニング(練習)現場に対して見ていることに、たくさんの共通点があることを知りました。 WHY JAPANESE PEOPLE!? ~コーチング&練習編  今回は、日本のバレーボールにおける練習や指導(コーチング)についてです。 まず最初に、日本の

「サーブ」の時代の幕開けをみた

 21世紀になってからの世界のバレーボールをみていて、レゼンデが指揮するブラジル代表男子チームが作り上げた、組織的かつ運動量豊富なバレーボールは、当初圧倒的な強さをみせていました。  そしてそんなバレーボールの戦い方が、他国、他チームにも取り入れられた結果、アメリカ代表男子やロシア代表男子、ポーランド代表男子が対抗馬となっています。今はリードブロックと配置を組み合わせフロアディフェンスとの組織性を高めたディフェンス、攻撃枚数4枚による対ブロック数的優位を確保するために必要なフ

コーチがもちたいバレーボールでの心がまえ(練習・ゲーム)

 バレーボールの指導をはじめて十年以上たつことになりますが、従来重視されてきたことよりも、もっと重点化されなければいけないと思うのが、 ・タイミング ・ポジショニング ・シーアンドリアクト の3本柱となるテーマだと思っています。  これに対し、日本での旧来型な指導は、「カタチ」と「正確さ」と「スピード」を重視するものだったと思います。もちろん、これらは全く不必要だとは思いませんが、求める優先順位が違うのではないかと考えています。 【練習におけるコーチの心がまえ】◆なぜネ

「成長の階段」一つ上がることに軽重はないと思う

「勝ったら選手のおかげ負けたら指導者の責任」への違和感 毎年のことながら、小中学生スポーツで俗にいう「引退」という言葉がつきまとう大会が終わる時期になると、全国津々浦々、悲喜こもごものいろんな大会の模様や結果報告が寄せられています。 勝利の喜び 敗戦のショック 感動のドラマ 指導者の反省の弁・・・。 いろんな人たちのいろんな思いが渦巻いているのを目にし、選手も指導者も、ご家族も、みなさん本当にご苦労されながら必死に頑張っているのだなと思います。  何かの大会でチャンピオン・

「Aパス」の概念とは「カウンター攻撃できるええパス」

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(バレーボール学会)育成世代におけるこれからのあるべき指導考察

2018年3月に行われた 日本バレーボール学会 第23回大会 で発表する機会を得ましたので、その発表をブログでシェアいたします。

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ゲームライクドリルは魔法のドリルではない

オープンスキルの重要性から単なる流行になっていないか?

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我が子を「伸びる選手」にするために

バレーボールで伸びる子にしてみませんか?

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初心者の「バレー脳」と「次何が起こるか?」

初心者と「次何が起こるか?」

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バレーボールの育成における4大スキル問題

 私たちが、バレーボールを「見る人」という立場で、バレーボールを楽しむとき、どうしても戦い方や戦術というものに話題がいきがちです。  しかし、日本のアンダーカテゴリにおける指導風土や伝統的な指導内容が「基本」とよばれているものに与えているネガティブな影響があることを見直さねばなりません。これは決して、今プレーしている選手たちの批判ではなく、バレーボールの指導や育成の在り方への提言です。

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足りないのは、指導内容より「教授法」とか「導き方」

ハウツーを欲しがる思考停止の指導者たち バレーボールの練習では、どうしても「ハウツー」に眼が行きがちです。でもきっと、どのスポーツの練習やスキル習得でもそういう傾向はみられたりするのかなと思います。スポーツに限らず、例えば、英語学習やダイエットなどは、いつの時代になっても無数のハウツーやプログラムが登場しています。  もしも、万人に適応する、確実な方法があるのなら、それはもはや「定着」し「確立」されているのだと思います。でもそうなっていないのは、プログラムやメニューに普遍性や