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【teplo開発チーム】 日本とインド出身の創業者の出会い

このシリーズでは、あまり取り上げられることが多くない、teploの開発チーム(株式会社LOAD&ROAD)について紹介していきます。
この記事では、株式会社LOAD&ROADの創業者の特徴と創業のきっかけについて、ご紹介します。

こちらの記事でも少し触れましたが、代表の河野辺はもともと日本で機械のエンジニアをしており、CTOのMayureshはインドでソフトウェアのエンジニアをしていました。2人は約3年間働いた後にエンジニアの職を離れ、経営について学び直すため、2014年にアメリカボストンにあるBabson Collegeという大学院(MBAプログラム)に入り直しました。同級生としてBabson Collegeに入学したことが、創業者の2人の出会いです。

大学院の授業や放課後に、ビジネスについてさまざまなディスカッションをする中で、エンジニア出身の2人は、「IoT」という、物をインターネットに繋げるというアイディアに興味を持っていました。今となっては一般的になった「IoT」ですが、2014年当時はまだ知られてから間もない考え方でした。ハードウェアエンジニア出身の河野辺とソフトウェアエンジニア出身のMayureshでしたので、お互いの経験に基づく技術的な話や、IoTとビジネスの可能性について話し合っていました。

そこから、なぜお茶につながったのでしょうか?
大きなきっかけとなったのは、ボストンの冬の厳しさでした。

この写真からお分かりいただけるように、ボストンの冬は非常に寒く、河野辺はその寒さを凌ぐためにホットコーヒーを毎時間のように飲んでいました。あるとき、コーヒーを飲みすぎて胃が痛くなり、代わりにお茶を飲んでみたときに、日本ではあまり意識をせずに飲んでいたお茶の美味しさや優しさを再発見しました。
お茶の魅力を再発見し、美味しいお茶を飲むために情報を調べたところ、美味しいお茶を淹れるためには、お茶の質はもちろんのこと、抽出するお茶の量、抽出する水の量、抽出する水の温度、抽出する時間など、数値制御が必要な要素がお茶の味を左右するということがわかりました。しかし、それらの数値制御を自分で行うには、さまざまな道具が必要ですし、数千種類もあるといわれているお茶の抽出条件を覚えておくことも非常に困難です。

そこで、このような数値制御をロボット(ハードウェア)が行い、数値情報の記憶をソフトウェアが行うことができれば、最高に美味しいお茶ができるのではないかと考えました。さらに、アプリから世界中のお茶を簡単に購入できる仕組みをつくることができれば、茶葉の品質も担保することができます。IoTを使えば、お茶をアップデートしてより美味しいお茶を楽しむことができる可能性がある、と考えました。

このアイディアを河野辺がMayureshと話したところ、面白そうだからやってみよう、ということになり、2人は在学中に起業をして、アイディアの検証を始めました。

このときに、部品を集めて2人が手作りで作った試作機第一号がこちらです。

このように、アイディアをまずは形にして検証してみる、というところから、LOAD&ROADが始まりました。そして、自分達で形にして検証をするという文化は、今も私たちのチームに根付いています。

創業の話を読んでくださりありがとうございました。
このようにして創業したLOAD&ROADが、現在どのような体制になっているか、次回の記事でご紹介します!


◎teploのことが気になってきたら… →teplo公式サイト

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