今日(2023/06/23)やったゲームについて【『Inscryption』『透明人間』『触手と異種姦生活ADV -触手と棲む家でらっくす!』】
第1.それぞれのゲームの概要について
1.Inscryption
ざっくり言うと、ローグライク型の一人用カードゲームにメタ的ストーリーを組み込んだ作品。
2.透明人間
ざっくり言うと、ほぼ一本道の動きのあるエロCG集。
3.触手と異種姦生活ADV -触手と棲む家でらっくす!
ざっくり言えるほどプレイしていない。
第2.それぞれのゲームへの所感
1.Inscryption
様々な媒体ですごいゲームであるとの前評判を聞いていたこと、”ゲームジャンル”としては同系統の『Slay the Spire』がどうしようもなく好きなことなどの理由で期待値は高かった。
結論としては、期待していたゲーム体験をすることはできなかった。
私がこのゲームに期待していたのは、前記した『Slay the Spire』のような中毒性の高いローグライクとしての体験であったが、このゲームが最も注力していたのはメタ的な構造を利用したパズルであったからである。
はっきり言って、ローグライクとしての完成度はそこまで高くない。戦略の多様性が広くないからである。ランダム性の低さや強い行動が明確かつ具体的であることに起因するのであろう。
ただ、ゲーム中盤の自分で好きにデッキを構築して戦うパートは対人カードゲームを一人用に落とし込んだ類似のゲームと同様の面白さがあった。『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR』や『高速カードバトル カードヒーロー』などのような、机上の戦略をいかに盤面に再現するかという試行錯誤やポイントを貯めてカードを集めるというのはとても楽しかった。
私はあまり人に興味がない。ゆえに人が作った謎の意図にも興味がない。
このゲームがプレイヤーに与える主たる目的は『Inscryption』というゲームに内在する謎を解くことへと早々に移行してしまっており、そういった謎を解く原動力は基本的に謎の動機にある以上、このゲームは人が好きな人への作品だったのである。
すなわち、端的に言えば、Not for meということに過ぎない。
2.透明人間
透明人間もののようなエロ作品は二次元に限る。
なぜならば、フィクションでなければ現実になりえない系統のジャンルだからである。類似ジャンルとして、触手や感覚遮断が挙げられるだろうか。
結局、一本道系のエロゲーを私は楽しめない。
エロ絵の集まりとしても私好みではなかった。
キャラクターの外見は嫌いではなかったが、私は人が快感を感じている様子を見てもあまり性的興奮を得られないのである。
そもそもエロ作品全般に言えることであるが、なぜ快感を得させたがるのだ?手前の罪悪感でも低減したいのか?快感への感情移入でもしているのか?
ゲームそれ自体への所感から外れてきたので一言だけ挙げるとすれば、下着を脱がせていないのに胸部や性器に直接触れているのは、透明人間もののいいシチュエーションを一つ取りこぼしていると思う。
3.触手と異種姦生活ADV -触手と棲む家でらっくす!
触手を竿役にすることで男を出すことなく生活型エロを完遂できるという発想はいい着想だと思う。
しかしながら、裸で徘徊することになんらのハードルもないというのはスローライフというよりも、もはや退廃的とも感じられる。
このお終いさはエロに向かうという思想には、一定の理解を示せるが、嫌悪の感情がないものにエロさを感じられない私に合うものではなかったとしか言いようがない。
いつか、いつか変われるはずさ。その時までライブラリーにいてくれよ。