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【転妻】経済的損失1億2000万円

経済的損失1億2000万円ってなんのことだと思いますか?

「夫の転勤で妻が会社を辞めた時に発生する機会損失の額」です。

例えば
妻・年収400万円が30歳のときに夫の転勤で退職
もしそのまま定年(60歳)まで会社で働き続けていたとしたら
妻が稼げた金額は
400万円×30年=120,000,000

1億2000万円

東京のマンションが買えますね。

単純計算なので
昇給や年金のことを考えると実際はもっと大きい額なのかも。
その後転妻が再就職できれば損失額は減少しますが

◎数年おきの引越し
◎子供の保育園・学童問題
◎一度正社員を離れた女性の正社員としての社会復帰の難しさ
◎落ち着いた頃には年取ってる

など転妻にとって正社員として採用していただくのは茨の道です。

「転勤族とわかって結婚したんでしょ?」
「自分が稼げないことを夫の転勤のせいにするな?」

その通り。

そんなの言われなくてもわかってます。

自分の人生は自分で責任を持つ
文句ばっかり言ってないでやることはやる

どれだけ今後の人生が不安になっても今日も前向きに自分の人生を生きてます。

が、

この事実を

転勤制度がある会社
(夫の会社!そう、そこの〇〇株式会社!)

転勤族の夫
(あなたのことだよ!)

にはきちんとその損失を理解してほしいです。

夫と家族でいるために諦めた1億円

「夫の稼ぎで専業主婦できていいね?」
「俺の稼いだ金で好き勝手できていいね?」

そんなことは1億円私に差し出してから言ってください

私はいつもそう思ってます。


「過去の判例などで、社員に転勤を命じる権利が企業にはある程度認められています。」
(記事より)

とありますが、
家族の話はでてきていません。

会社を運営する上で転勤が必要であるなら家族の意志とタイミングを尊重した異動にして欲しい。

不妊治療、出産育児、受験、病気療養、介護、障害児育児、幼稚園や学校の区切り、妻のキャリア、こんなことは人間として生きていく上で人生の満足度に大きく関わることです。

それを完全に無視した転勤とは一体なんなんでしょうか。


社員の家族の人権は考慮しないのですか?

転勤制度のある会社は社員の配偶者のキャリア継続、家族の人権について今まで以上に真剣に考えて欲しいです。


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